2007年2月 9日 (金)

オイルショック

昔、オイルショックという事件を社会で習った。

そのとき、その影響でトイレットペーパーを買い漁る主婦達の写真ってのも教科書に載っていて、なんで原油が高騰したらトイレットペーパーを買い漁るのだろうと、子供心に不思議に思ったものである。
(不思議に思っても質問するほど好奇心旺盛な子ではなかった)

原油→紙。
つながらない。
全然つながらない。
いったい何つながりなんだろう。と。

その疑問は。。。
実は今だによくわかってなかったりする。。。

今日の話はその話とは全く関係ないことを念のため最初に断っておく。

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今日は例によって(?)観光しない日。休日だ。

休日と言っても何もせずにぼー。としてるわけじゃなくて、髪を切りに行ったり、車のオイル交換に行ったり、また何かと買い物したりと過ごした。

以前記事にも書いたが、実はこの旅に出る前にエンジンオイルを交換してもらったときに、エンジンの接合してる部分の隙間から少しずつオイルが漏れているから気をつけろ!(とは言われてないけど)みたいなことを言われていたのだ。

そんで今回もその辺をチェックしてもらったんだけど、やっぱり結構エンジンから漏れてるから気をつけろ!(とは言われてないけど)みたいなことを言われた。
そんで、気休めだろうけどオイル漏れ防止剤みたいなやつも一緒に入れてもらった。
ダイジョブかなぁ。まだ先は長いからちょっと心配。。

これでエンジンがイカれたらショックだよなー。
エンジンがオイル漏れが原因でイカれたらショックだよなー。
オイル漏れでイカれたらショックだよなー。
「オイルショック」だよなー。
・・・・・。

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今日はなんだか朝からずっと頭痛がする一日だった。
1月27日に札幌出てからずっと車中泊だけど、そろそろ疲れがきてるかもしれない。やっぱそんなに寝心地よくないしね(^^;。。

朝はあまり体調も良くなかったし、目を覚ますため温泉へ。

■黒羽温泉 五峰の湯
 住所 栃木県大田原市堀之内674
 電話 0287-59-7010
 営業時間 10:00~21:00
 料金 500円
 駐車場 200台
 露天 あり
 無料休憩所 あり
 ぬるめの浴槽 なし
 特記 一部源泉かけ流し
 お勧め ★★★★☆

昨日、友人に勧められたもう一つの温泉。
ここは、露天風呂から、那須岳・大佐飛山・高原山・女峰山・男体山の 五峰が一望できることからこの名がついたらしい。
が。今日は天気が良くなくて、曇っていたので山は何も見えなかった。。残念。

でも、温泉自体は昨日の太陽の湯と違って、すいていてとても落ち着いた雰囲気で、清潔感もあり、景色も良かったので、同じ★4つでもこちらの方がずっといい。という感想。

ちなみに駐車場にはかなり車が停まっていたにもかかわらず、温泉にはほとんど人がいなくてどういうことかと思ったけど、休憩所がかなり広くて、そこにおじいちゃんおばあちゃんが楽しそうに御飯やおやつを食べながら談話していた。
地元の人たちの憩いの場になっているようだ。

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夜は、昨日のとは別の白河ラーメンを食べたくなったので白河まで行ってきた(悪い癖だ)。

ってことで、一度通過した県に逆戻りしたのは初めて。

■火風鼎(かふうてい)
 住所 福島県白河市鬼越44-16
 電話 0248-22-8314
 営業時間 11時~19時(平日は売切れ次第閉店)
 料金 究極のチャーシューメン880円
 駐車場 20台
 お勧め ★★★★☆

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ここは「究極の」チャーシューメンって言ってるけど、言うほどチャーシューに特徴がある感じではなかった。おいしいけどね。

むしろおもしろかったのは麺だ。
(だったら麺を写真に撮れって?。ねぇ。。)

麺が明らかに手打ちなんだけど、なんかとてもイビツ。で、なんかねじれてる感じ。
しかも麺の太さも長さがもバラバラで基本的にすごい短い。

そんで、麺の形がイビツなせいか、食感も変な歯ごたえで、「麺」という概念から逸脱した印象を受けた。(あ。これ言いすぎ)

スープは透き通ったあっさり系のよくある感じなんだけど結構おいしかった。徐々にあっさり系スープに舌が慣れてきてるのかも。いい意味で。

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寝床は、また大田原に戻って昨日と同じ道の駅。
友人宅以外での同じ場所への滞在は函館以来か。。

ここからだと、明日は日光。東照宮(世界遺産)か。。
茨城に入って、水戸。偕楽園(日本三名園)か。。
あとは袋田の滝(日本三名瀑)とか。。

どこも行ったことあるからなぁ。
社会人の頃、千葉に住んでいたから、この辺は遊びに来るのにちょうどいい距離だったんだよね。。

さーて。どうしよっか。なー。Zzz…

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本日の走行距離:121km 累計走行距離:7,879km

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2007年2月 8日 (木)

つひに関東圏へ

はい今日は栃木県に入ります。

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出発は昼前くらい。
最近、朝でも寝袋に入っている限りはもう寒くない程度だから、なかなか起きられなくなってきた。。

せっかく喜多方だしっ。
昨日に引続き喜多方ラーメンを食べて行くことに。

■さくら亭
 住所 福島県喜多方市押切南1-169
 電話 0241-23-0757
 営業時間 11時~20時(木曜は~14時)
 料金 さくらさくらーめん550円
 駐車場 10台
 お勧め ★★★☆☆

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これは、さくら亭って店の、その名も「さくらさくラーメン」。。
その名の通り、桜の花の塩漬けがトッピングされているのが特徴。
桜おいしいおいしい♪

ラーメンは。
麺はやっぱり太めの平打ちのちぢれ麺。
どうやら喜多方の特徴はスープというよりもこの麺みたい。

このさくらさくラーメンは塩ラーメン。
まぁまぁおいしかったかなー。
でもやっぱこの麺は好きになれませんでしたー。すんません。ごちそうさま。
 
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さて。
いざ栃木を目指して南下していくと再び通るのが

■鶴ヶ城(会津若松城)
 (情報は昨日の記事を参照。但し評価は別)
 評価 ★★★★★

結局また来ちゃいましたねー。
だってさ。今日超天気良かったんだよねー。
これはもうお城日和でしょ!ってことでね。

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天気サイコー♪
青い!空が青い!
そして鶴ヶ城の白い壁が青い空に映えるねー。
昨日のちょっと憂鬱な感じの鶴ヶ城も悪くなかったけど(^^;、やっぱこの城(白)は青空が似合うね。

昨日は★4つだったけど今日は5つ。
訪れた場所の評価って、その日の天気にも大きく左右されるよねーやっぱ。

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そりゃ逆光だろうが何だろうが撮りますよー。
レンズ汚れてるのがバレるとかバレないとかもうそんなことどうでもいいのだ。

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その後南下を続けると近くにあるのが

■大内宿(おおうちじゅく)

 住所 福島県下郷町大内山本
 電話 0241-68-3611(大内宿観光協会)
 営業時間 ?
 料金 300円(駐車場)
 駐車場 あり
 お勧め ★★★☆☆

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大内宿と言って、江戸時代初期に、会津西街道(会津と日光を結ぶ街道)の宿場町として栄えた小さな集落で、重要伝統的建造物群保存地区ともなっている。

この通りは、物資の輸送路としても使われたけど、会津藩主も参勤交代でこの街道や大内宿を利用したとのこと。
 
茅葺屋根の家が整然と何十軒も並んでいて、歩いていると何ともノスタルジックな不思議な感覚にとらわれ、両サイドの家の中には、郷土料理や昔なつかしのおみやげ品(民芸品)なども売っているので、それらもより一層この街道のかつての面影を想起するのに一役買っている。

なんか今週末雪祭りみたいで、道の両脇にわ雪像用の雪の塊が板で囲まれていくつも建っていた。なんかタイミング悪いよなー。鶴ヶ城のなんとか祭りも今週末だったみたいだし。。

ここでは、久しぶりにフィルムカメラを持ち出してたくさん写真を撮った。きっとフィルムカメラ独特の風合いがマッチしそうな風景だ。

でも、デジカメ癖がついていたので、あっと言う間にフィルムがなくなってしまったけど。。

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あ。とか言って、これはデジカメですが。。

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その後は東方向へ進み、五街道のひとつでもある奥州街道の、終点の街白河へ。

白河と言えば。
よく知らなかったけど、最近は白河ラーメンというのが有名になりつつあるらしい。(ほんとかなぁ)

そんじゃま、食べてみるしかないよね。

■喜楽(きらく)
 住所 福島県白河市昭和町166-1
 電話 0248-23-5575
 営業時間 11:30~14:00、17:00~20:00、土日祝は11:30~20:00)
 料金 チャーシューメン750円
 駐車場 10台
 お勧め ★★★★☆

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って、また贅沢になってきてる。。やばいなー。お金ないよぉ。

ここは、白河ラーメンの中でもちょっと変り種。
店主は、かつてフランス料理国際大会日本代表最終選考まで残ったことがあるシェフ。。。って、よくわからないけどすごいんだよね。多分。。

フランス料理のシェフが作るだけあって、スープはどことなく上品な味付け。どことなくフレンチのかほりも。。どことなく。。。なにげなく。。。さりげなく。。。

でも実際すごい丁寧な感じで、いろいろと工夫されてるなーっていう味。
今まで食べた中だと、札幌の欅が近い感じだったかなぁ。食後感が。(食後感ってコトバある??)
スープだけでもおいしかったから、めずらしくスープはほとんど飲み干しました。
 
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あとは南下あるのみ。
と言っても、白河はもう福島の南端に位置してるので、少し走るともう栃木県。6県目(1道5県目)!

那須町を通り過ぎて、大田原市へ。
ここは、ちょっと縁があり、昔友人が住んでいたので一度来たことがある。

そんなわけで、その友人に電話で近くにある温泉のことを聞いてみて、行ったのが

■大田原温泉 太陽の湯
 住所 栃木県大田原市中田原593-3
 電話 0287-24-2525
 営業時間 10:00~22:00
 料金 700円(平日17時以降は500円)
 駐車場 150台
 露天 あり
 無料休憩所 あり
 ぬるめの浴槽 あり(露天)
 特記 一部源泉かけ流し
 お勧め ★★★★☆

今まで行った温泉の中では一番若い人が多かったかもしれない。
温泉施設だけど、大衆浴場的な雰囲気でとても混んでました。

でも浴室は結構広かったし、内風呂も何種類かあって、露天もそこそこ広くて、ぬるめだったのでのんびり温まりました。

ホントは「五峰の湯」ってとこの方がいいらしいんだけど、そこは少し離れているようなので明日行くことに。

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本日の走行距離:181km 累計走行距離:7,758km

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2007年2月 7日 (水)

愛しき日々

今日は進路を西へとり、兼ねてより訪れたいと思っていた地、会津若松へと向かう。

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途中、猪苗代湖(いなわしろこ)という湖を通るのでちょっと寄り道。

■猪苗代湖

 住所 福島県耶麻郡猪苗代町
 電話 0242-62-2117(猪苗代町商工観光課)
 期間 通年
 営業時間 見学自由
 駐車場 あり
 お勧め ★★☆☆☆

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湖畔にはカモと白鳥が飛来していた。
宮城に入ったあたりから天気に恵まれ昨日まで割と暖かかったので油断していたが、今日は曇り空で、風がかなり強かったため、湖は大きな波が立っていて、とても寒かった。

ここには長居せずにさらに西へ向かい、まずは会津若松の中でも東寄りにある飯盛山の麓に寄っていく。

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■飯盛山・白虎隊記念館
 住所 福島県会津若松市一箕町八幡字弁天下33
 電話 0242-24-9170 
 営業時間 8時~17時(12月~3月は8時30分~16時30分)
 休館日 年中無休
 料金 400円
 駐車場 無料
 お勧め ★★★★☆

会津若松と言えば、会津戦争(戊辰戦争)。
そして、会津戦争と言えば、白虎隊。である。

ここで簡単に白虎隊について触れておく。

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【鶴ヶ城(会津若松城)と白虎隊】

多くの悲劇が生まれてしまった戊辰戦争だが、会津藩、そして白虎隊の最期ほどつらく悲しい悲劇として、後世に語られた歴史はなかなかないだろう。

戊辰戦争については、その最後の舞台となった箱館戦争に関して、過去の記事(江差の開陽丸を訪れた1月30日)で触れたことがあるが、ここ会津で繰りひろげられた旧幕府軍(会津藩)と新政府軍との戦い(会津戦争)は、箱館戦争よりも数ヶ月前に起こった戦いである。

会津藩は、戊辰戦争の始まりである京都、鳥羽伏見の戦いから旧幕府の中心勢力として戦ってきたため、朝敵(朝廷、つまりは天皇の敵)とみなされ新政府軍から徹底的に攻撃される。

そもそも、ここまで会津藩が薩長の仇敵として睨まれたのは、幕末に会津藩主松平容保が京都守護職に任命され、その配下にいた新撰組や京都見廻り組によって、薩長の尊攘派や討幕派の志士が京でたくさん殺されてきたので、彼らの恨みをより強く買ってしまった、という経緯があるわけだ。

新政府から会津藩討伐を命じられた仙台藩や米沢藩も、そんなただの私怨で会津藩をつぶそうとする新政府はけしからん、ということで逆に会津と手を組んで奥羽列藩同盟(後に北越諸藩も加わり、奥羽越列藩同盟となる)を結び、会津ともども新政府に対して徹底抗戦する道を選ぶことになる。

そんなわけで、新政府軍の会津への進軍に対し、各地で抗戦して防いでいたのだが。
慶応4(1868)年、8月21日。
鶴ヶ城東側の山を越えて突如現れた新政府軍に会津領への進入を許してしまう。
新政府軍が仙台に進軍していくと思っていた会津藩は、鶴ヶ城下の守りを手薄にしてしまっていたのだ。
その結果、他の各方面の防備のために戦力を割いていたため、城下に残った数少ない兵だけで新政府の大軍と戦う状態に追い込まれる。

ここで登場するのが白虎隊である。
そもそも15~17歳からなる白虎隊は予備兵力として編成された部隊だったのだが、それを投入しなければ守りきれないほど城下の兵力が不足していたわけである。
(※本当は白虎隊は16~17歳なのだが、15歳なのに16歳と年齢を偽って入隊した者もいた)

出撃を命じられた白虎隊は、今こそ自分たちが主君のために忠義を果たすときぞと意気揚々と鶴ヶ城下を出て行くわけだが、それからおよそ36時間後に、生き残った20名の隊士全員が自刃するという悲しい最期を遂げることとなってしまう。

鶴ヶ城を出た白虎隊は、途中小隊長とはぐれるも、前線である戸ノ口原で新政府軍に対して攻撃をしかける。
だが、新政府軍の近代兵器と圧倒的な物量の攻撃に手も足も出ず、全員退却を余儀なくされてしまう。

退却した白虎隊士は、このまま敵の捕虜になるくらいならば、ここで武士の節義を全うしようと一度は自刃を覚悟するが、その前に今一度鶴ヶ城や殿様(松平容保)の安否を確かめようと、鶴ヶ城を見渡すことができる飯盛山まで必死の行軍を開始する。

傷口の手当もままならないだけでなく、疲労と飢えに襲われた文字通りの必死の行軍であったため、ここで幾人かの隊士が着いていけず、はぐれてしまったと考えられている。
そして、その一人が酒井峰治という、白虎隊の数少ない生存者である。

酒井峰治は、はぐれてしまったところで、もはやこれまでと自刃を試みるが、通りがかった農民にそれを止められる。
その後、鶴ヶ城の籠城に加わって生き残り、昭和8年まで生きて白虎隊に関する手記を残すこととなる。
近年その手記が見つかり、白虎隊出陣から自刃までの36時間の詳しい足取りが明らかにされた。

その酒井峰治を主人公に描いた話が、今年の正月にスペシャルドラマとして放送されている。(けど私は見ていない)

話がそれたが、その頃、いよいよ城下に攻め寄せてくる新政府軍に対して、松平容保は籠城による徹底抗戦を決める。

このときに、城に残っていた数少ない老兵は槍や刀を手に、新政府軍の近代兵器に向かって突進していき会津武士の魂を見せるも討ち死に。
城下にいた女子供も敵の捕虜になるくらいならと、自決している姿が各所で見られたという。

そして、敵がまさに鶴ヶ城にまで押し寄せて来るというときに、松平公は少しでも敵を城に近づけさせないように、自ら城下に火を放たせる。

一方、その頃必死の行軍を続ける白虎隊は、用水路として使われていた狭い洞窟を抜けて、鶴ヶ城を見渡すことができる飯盛山の中腹に立とうとしていた。

そして、そこから鶴ヶ城下を見渡した白虎隊20名は、その光景を目にして、全員言葉もなくし呆然と立ち尽くしてしまう。
城が燃えているのだ。
自分たちが守ろうとしている城が燃えている。
自分たちが守ろうとしている殿様の城が落ちたのだ。

このとき、本当は鶴ヶ城は落ちてはいなかったのだが、燃え盛る城下の炎を見た隊士達は、自分たちのつとめはもはやこれまで、あとは潔く武士の最期を遂げよう、として全員がお互いを刺し合うなどして自刃してしまう。

結果、奇跡的に息を吹き返した隊士、飯沼貞吉によって自刃の全容が明らかになり、彼はその後、昭和6年まで生きることとなる。

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昭和6年。
私が生まれたのも昭和だ。
私達が想像もできない程の大昔の話ではない。
たった百数十年前にこれほどの悲劇があり、隊士の一人が昭和まで生きているのだ。

今までは、歴史と言っても、それが本当の出来事であることはもちろんわかってはいても、どこか現実感の伴わない物語のような感覚で捉えていた。
そんな物語としての歴史が、こうして自分がその歴史の一つの舞台に実際に立ち、そう遠くない過去の出来事であることを改めて知ったことで、現実の出来事として身近に感じられ、なんだか悲しくやりきれない思いに包まれた。

命を懸けて戦うだとか、潔く自刃して最期を全うするだとか、今の世ではもちろん想像すらできない考えだが、白虎隊士のただただひたむきな主君への忠義心を思うと、それはまっすぐで美しいとやはり思わずにはいられないし、ひいては、人が人として生きるために忘れてはならない人間の尊厳のようなものもその根源に見え隠れしている気さえしてくる。

とまで言ったら、言い過ぎかなーとは自分でも思うんだけど、白虎隊の話には、美化して伝えていくだけの(正直、多少美化されて伝えられている部分ももちろんあるとは思う)様々な意味や価値がそこにあるからこそ、そうやって語り継がれていくのだろうとも思った。

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話は現実の日記に戻るが、白虎隊記念館には、衣服や武器など白虎隊関連の遺品だけでなく新撰組や会津藩に関する資料などが展示されている。
(※新撰組の残党も会津藩とともに新政府軍と戦っている)

白虎隊記念館のある場所から、しばらく山を歩いて登っていく。

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戸ノ口堰洞窟。
猪苗代湖の水を灌漑用として会津地方に引いてくるために作られた水路である。

後に自刃することになる白虎隊士20名が、前線の戸ノ口原から、鶴ヶ城へと退却していくときに通った水路である。

どう見ても、屈んで歩かないと入れない程の小さい洞窟で、当然中は真っ暗だし、水路に使っていたくらいだから水位もそこそこあっただろうから、この中を4kgもあったという旧式の銃(ゲベール銃という)を担いで行軍するのはかなりの労力を要したと思われる。

それほどの洞窟を抜け出れたときの安堵感は多分大きかっただろうから、そのすぐ直後に炎上してる(ように見える)鶴ヶ城を見たときの落胆は、さらにより大きなものだっただろう。

ここから少し登ると、白虎隊士を祭った御堂があるので、ひとまずそこで線香をあげていく。

さらに登っていくと、眼前に視界が開けて会津若松市が見渡せるようになる。

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餓えと寒さと傷の痛みに耐えて、必死の行軍で退却してきた白虎隊が目にした鶴ヶ城が。ここから見える。はず。。。どこだ。。。

           20070207_781_iimori_filtered_s

どこだ。。。
あ。。。

           20070207_781_iimori_zoom_filtered_s

あった。。。

写真だとズームしないとわかりづらいけど、実際は周りが木々で生い茂っているし、鶴ヶ城の天守自体も大きいから結構目立ちます。

その周りの城下が燃えて黒煙が上がっていたりしたら、城が燃えているように見間違えるかもしれない。確かにそんな距離だ。

そこから少し登ったところに隊士19名のお墓が並んで建てられていた。

そして、生き残った隊士、飯沼貞吉のお墓も少し離れたところにあった。
当時、一人だけ生き残った飯沼貞吉に対しては「武士の最期を遂げずに生き恥をさらした」という声も少なからずあり、他の隊士の隣ではなくその場所にお墓が建てられたそうである。ひどい話だ。。

さらに、そのすぐ近くの、実際に自刃したとされる場所にも慰霊碑が建てられていた。

また、自刃した19隊士のお墓のすぐ傍には、会津藩主松平容保公が、後に隊士を悼んで詠んだ詩の碑が建てられている。

               20070207_793_ss

         幾人(いくたり)の 涙は石にそそぐとも
         その名はよよに 朽ちじとぞ思ふ

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次は、会津若松市中心部を通り、鶴ヶ城へ。

■鶴ヶ城(会津若松城)

 住所 福島県会津若松市追手町1-1
 電話 0242-27-4005(会津若松市観光公社)
 期間 通年
 営業時間 8:30~17:00(無休)
 料金 400円
 駐車場 280台
 お勧め ★★★★☆
 特記 日本百名城

 
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でかい。そして、きれいだ。
雪の弘前城も風情があって良かったけど、それに比べると規模がまるで違う。
天守自体もだが、本丸の広場も堀の大きさも、石垣の高さも。

写真やテレビなどでは見たことはあったけど、実際に見ると想像していた以上に大きかった。
大阪城を模して造ったと言われているらしい。大阪城見たことないけど。。

いろんな角度からいろんな距離で眺めたり写真を撮ったりする。

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天気さえもう少しよかったらねぇ。。って感じ。

その後、中を見学。
城の中は残念ながら当時の造りを再現しているのではなく、とても近代的な内装になっていて、会津藩、鶴ヶ城、戊辰戦争、白虎隊、に関する博物館のようになっていた。
でも、有名な白虎隊士自刃の絵なども展示されていたし、それぞれの歴史もわかりやすく説明されていたので簡単な勉強にはなったけどね。

外に出ると、もう日はかなり傾いていたけど、再度写真を撮りまくる。

           20070207_941_tsuruga_filtered_m

まだ撮る。

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距離や角度や構図だけでなく、時間とともにいろいろと顔を変えていくのでおもしろい。

天気や季節によってもさらにいろいろと表情を変えるのだろう。

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これは「鉄(くろがね)門」という本丸に通じる門。
その名の通り、鉄の板で覆われているのでその名がついたとのこと。
一ヶ月の籠城を耐え抜いた強固な門だ。

鶴ヶ城。。。
明日晴れたらもう一度来てみてもいいかもしれない。と思った。

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会津若松市を十数km北に行くと、喜多方市だ。
喜多方市と言えば、もちろん喜多方ラーメン。
そんなわけで、夜は喜多方ラーメンを食べに行く。

最近は、北海道にいた頃の贅沢三昧を反省して、食に関してはかなり節約をして、このブログで食べ物を紹介したとき以外はすべてカップ麺かパンなどで生活してきたのだが、やはり喜多方ラーメンははずせないだろう。(ラーメンて基本安いしね。。)

■源来軒
 住所 福島県喜多方市一本木上7745
 電話 0241-22-0091
 営業時間 10:00~20:00
 料金 ラーメン550円 大盛りラーメン800円
 駐車場 20台
 お勧め ★★★☆☆

喜多方ラーメンの始まりと言われているお店に行ってみる。
ラーメン屋、というより中華料理屋、って感じ。
ラーメン以外も普通の中華料理がメニューに並んでる。

食べたのは、もちろん普通のラーメン。の大盛り。
喜多方ラーメンのスープはしょうゆ。

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感想は。
おいしい。けど。好みではない。かな。

スープはとても味に深みがある感じでおいしいとは思うし、麺は自家製手打ち麺なんだけど、そもそも喜多方の特徴である太めの平べったい多加水麺が苦手なのかも。。

あまり粉っぽいのも好きではないけど、ここまでもちもちっとしたのもあまり好きではないかな。まだいろいろ食べたことあるわけじゃないから自分の好みもはっきりしないけど。

時間があれば明日また違うところに行ってみようかな。

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お風呂は

■熱塩加納保健福祉センター「夢の森」

 住所 福島県喜多方市熱塩加納村米岡下平609
 電話 0241-36-3112
 営業時間 9:00~21:00
 定休日 月曜
 料金 300円
 駐車場 70台
 露天 あり
 無料休憩所 あり
 ぬるめの浴槽 あり(露天)
 特記 加水あり
 お勧め ★★★☆☆

喜多方の少し山の中に入ったところにある。

公共の銭湯風の温泉という感じ。
露天もあるし、ぬるめだし。
それに300円は安い!ね。

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本日の走行距離:126km 累計走行距離:7,577km

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2007年2月 6日 (火)

小休止

今日は予定通り特に行動せず、ゆっくり寝て、買い物したり温泉行ったり本読んだりブログ更新したり両親に近況報告したりなどにとどめた(両親はこのブログ知らないので)。

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でも、温泉は行く。

■もにわの湯

 住所 福島県福島市飯坂町茂庭清水川原21-2
 電話 024-596-1811
 営業時間 9:00~21:00
 料金 250円
 駐車場 100台
 露天 あり
 無料休憩所 あり
 ぬるめの浴槽 なし
 特記 源泉掛け流し
 お勧め ★★★★☆

なによりとにかく安い!250円。
最近は完全に値段重視になっている。
ホテルや旅館の日帰り入浴だと1000円とか普通だったりするけど、今の私の財政力ではせいぜい500~600円程度が限界。

ここは、安いなりの狭さだったけど、客がほとんどいなかったからぜんぜん余裕。ゆっくりできました。

ただちょっと街から離れている上に、途中飯坂温泉っていう割と有名で大きな温泉街を通過していった場所にあるから、あまり人気はないのかもしれないね。。
 
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本日の走行距離:64km 累計走行距離:7,451km

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2007年2月 5日 (月)

日本三景其ノ壱

今日は、予定通り「松島」へ。

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■松島
 住所 宮城県宮城郡松島町
 電話 022-354-5708(松島町産業観光課)
 駐車場 あり(有料駐車場各種)
 お勧め ★★★★★
 特記 日本三景

松島は、言わずと知れた日本三景に選ばれるほどの景勝地で、湾内には大小260余りの島々が点在している。

この旅始まって以来最大の観光地という観光地で、この季節の平日であってもさすがに観光客はたくさんいた。
でも、渋滞もなかったし駐車場も待ち時間なしですぐ入れるレベル。

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これは、松島のシンボル的な建物で「五大堂」という御堂。
坂之上田村麻呂が東征の折に、毘沙門堂を建立したのが始まりで、現在の御堂は、慶長9年(1609年)に伊達政宗が造営した東北最大の桃山建築である。

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この写真の左に写っているのも五大堂。
この建物が建っているところ自体も島になっていて、小さな橋(一枚目の写真)を渡って行けるようになっている。

松島を十分に満喫しよう、ということで遊覧船に乗って松島湾を周遊することに!
遊覧船はコースや時間によっていくつか種類があるんだけど、私が乗ったのは仁王丸という船で、1周50分くらいのクルージングで1400円。

船が出港するなり、ウミネコの大群が船を追いかけてくる。

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そう。この周遊でのもう一つの楽しみが、このウミネコの餌付けだ。
こいつらも完全に飼いならされてるから、エサ欲しさに喜んでついてくるのだ。

でもかわいい。
ミャ-ミャー鳴きながらみんな必死で追いかけてくる(^^)

最初は、後ろを追いかけてくるウミネコを眺めてたり写真撮ったり、他の人が餌付けしてるのを見て楽しんでたんだけど、見てるうちに我慢できなくなり私もエサ(かっぱえびせん)を購入(^^;

おもしろいほど寄ってくる。
投げれば空中でキャッチ!
手で持って差し出せば、近づいてきて、いろんな意味でパクって奪っていく。かわいいなー(>_<)

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ちょっと目が怖いけどね。。
あと、割と勢いよく奪っていくから、くちばしが手に当たると結構痛いけどね。。

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これは鐘島っていう。
島の中央に空いてる4つの空洞に大波が押し寄せると、ゴーンって鐘の音みたいに反響するからそう名がついたみたい。

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これは仁王島。
多分この船の仁王丸もここからとったんだろうね。
上下性質の違う岩が波の浸食で削られてこんな形になったんだと。

それにしても、今日は天気が最高に良くて気温も10度近く上がったんじゃないかな。結構あたたかくて海の風が気持ちよかった。

私は出航してからはずーっと甲板にいたんだけど、ほとんどの観光客は船の中でガイドさんの説明聞きながら窓越しに景色を楽しんでたみたい。
でも、こんな天気がいいんだから甲板にいた方が断然気持ちよくて景色も楽しめたと思う。ウミネコもかわいかったし。

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というわけで。松島。日本三景の肩書きに恥じないすばらしい景勝地でした。

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その後、仙台方面に向かいつつ、塩竈神社という神社に寄って行く。

■塩竈神社(しおがまじんじゃ)

 住所 宮城県塩竈市一森山1-1
 電話 022-367-1611
 営業時間 5:00~20:00
 料金 参拝自由
 駐車場 350台
 お勧め ★★★☆☆

ここは1200年以上という長い歴史を持った神社。奥州藤原氏も崇敬していたという。

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写真にある202段の階段を上ると社殿がある。

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お参りした後、交通安全のお守りだけ購入。

そして、おみくじ。
今年最初のおみくじは登別温泉でひいた「半吉」という微妙な結果。
今度は29歳になって最初の運だめし。

結果は。。。

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はい出た。出たよ末吉。。。
もう今年は基本的に微妙な運勢なのかもしれない。。
半吉と末吉ってどっちがいいんだろう。。

末吉だけあって、書いてあることも結構辛口。おもしろいけど。
全体運の内容だけ紹介。

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「自分の力だけでなにかをやろうとしてもカネ不足でちょっと目安が立たないという状況。」

もー。身も蓋もない言い方しないで欲しーよねー。
でも当たってる。。。まぁくやしいけど確かに当たってるわなぁ。。
てか当たってるとか当たってないとかって本来のおみくじの趣旨と違うんだけどね。コレ、これからの運勢ですから。

そして、「現状にとどまるのが最も無難」って、アドバイスがとても消極的ですね。。
がんばれば打開できるよ!とかじゃないんだよね。。

「靴の底からかゆいところを掻いているもどかしさを感じます」

基本、言い切るよね。
どう感じるかは人それぞれだと思うんだけど、おみくじはとにかく言い切る。気持ちいいね。

そして、前回のおみくじもそうだったけど、現状維持とか、自重して静かに進むとか、今年はあまり行動的にならない方がいいみたいだね。。。気にしない気にしない。

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気を取り直して、仙台へ。
松島と仙台は結構近い。

そして、仙台で行きたいところは

■仙台城跡

 住所 宮城県仙台市青葉区川内天守台青葉城址
 電話 022-222-0218(青葉城本丸会館)
 営業時間 8:00~18:00
 料金 見学無料
 駐車場 150台(有料)
 お勧め ★★★★☆

仙台城は山城だけあって、ここからは仙台市が広々と見渡せて景色はかなりいいです。

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そんな仙台市を見渡せる場所に、堂々と建っているのが

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伊達政宗です。かっこいい。
どうでもいいけど銅像撮るときに逆光になることが多いな。。

実は、伊達政宗に関してはほとんど歴史を知らないんだけど、仙台城と絡めた説明をほんの少しだけ。

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【伊達政宗と仙台城】

独眼竜正宗として有名な伊達政宗は、戦国時代~江戸時代初期の大名で、初代仙台藩主。

関が原の戦いで徳川家康について、会津の上杉景勝と戦った功により、刈田郡を与えられ、現在の仙台に仙台城を築城、城下町も建設し、仙台藩62万石の礎を築いた。

その後、仙台城は13代270年に渡って1度も戦火を被らなかった平和な城として明治に至ったが、廃城令や戦災などによりほとんどが焼失してしまった。

また、仙台城の本丸があった場所が仙台七崎のひとつである青葉ヶ崎にあったことから仙台城の俗称を青葉城とも呼ぶ。

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仙台城址は石垣が残ってる程度で、見所はむしろ仙台市を見渡せるさっきの景色の方。
ということで、しばらく散歩しながら暗くなるのを待った。
もちろん夜景を見るため。

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仙台はかなり大きな都市なので夜景もやはりキレイ。
でも夜景100選には選ばれていないみたい。

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夜は、仙台市内にある温泉へ。
 
■天然温泉 コロナの湯 仙台店

 住所 宮城県仙台市宮城野区福室田中前1-53-1
 電話 022-387-5541
 営業時間 8:00~翌2:00
 料金 550円
 駐車場 1900台
 露天 あり
 無料休憩所 あり
 ぬるめの浴槽 なし
 お勧め ★★★★☆

ここは、温泉のほかにゲーセンとかレストランとかボーリング場とか映画館とか、とにかく何でもありの複合型のアミューズメント施設の「コロナワールド」という所の中にある温泉。

そんなわけで平日だけど客は結構たくさんいました。
ここ、源泉掛け流しではないけど、露天はかなり広々としていて、岩風呂、ひのき、五右衛門とか6種類の浴槽を楽しめる。

こういうとこってホントの温泉好きな人には敬遠されるかもしれないけど、結構安いし清潔感もあるし広いし、私的には全然オッケーでした。

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その後、今日の寝床を探したんだけど、仙台の近くには道の駅が全然ない(>_<)。停めておけそうなところも探してみたけど結局いいとこは見つからず。
知らない土地で安心して車を停めて寝れるようなところを探すのって想像以上に難しい。

結局、この旅初めての高速道路のSA(サービスエリア)で寝ることに。

もし寝るところが見つからなかったら、SAから一番近いインターから入って、次の日そのSAの次のインターで下りる、ていう方法をとろうって考えは持ってたんだよね。それでもお金かかるからできるだけ避けたかったけど。。

そこそこ大きそうなSA、国見SAに着いたときにはもう0時を回っていた。
今日は結構疲れたし、明日は何もしない日にしようと決めた。

2日間観光&移動して、1日休む。
多分これくらいが、私にとって一番無理なく楽しく長期で旅ができるペースだと最近わかってきた。
ずっと旅し続けるって、思っていたとおり楽しいことだけど、思っていたよりも疲れることみたいだ。

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今日は写真を合計437枚撮った。最多記録をまた更新。
遊覧船に乗ったときにウミネコを連写で撮りまくったからだ。。
それにしてもちょっと撮り過ぎ。
1Gのメモリを全て使い切って、初めて予備の2枚目に突入したもんね。

このブログにはちゃんと撮れているものを載せているけど、実際はほとんどが何撮ってるんだかわからないような写真ばっかだったんだよね(--;。
動くものを撮るのって難しい。。今日は自分も動きながらだったし。

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ちなみに、今日泊まるこの国見SA、実は福島県に入った直後のところにある。
よって、何気に5県目(1道4県目)、福島県に突入なのである。

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本日の走行距離:152km 累計走行距離:7,387km

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