2007年3月 1日 (木)

時間を味わう

今日は岐阜のメイン、白川郷へ行って参ります。

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朝起きて、とりあえず道の駅「宙(すかい)ドーム・神岡」で、ここの名物らしい天ぷらまんじゅうを食べる(50円)。
まんじゅうを天ぷらで揚げたそのまんまの食べ物だけど、香ばしいのに甘くて不思議でおいしい味。

この神岡は、街に入る辺りに、「ノーベル賞の街、神岡」みたいなキャッチコピーがあって、誰かノーベル賞受賞した人の出身地なのかと思ったら、そうではなかった。

「スーパーカミオカンデ」という言葉を聞いたことがあるだろうか。私は全く知らなかった。

スーパーカミオカンデというのは、SUPER Kamioka Neutrino Detection Experiment(神岡ニュートリノ検出実験)の略である、と道の駅で説明がされていたが、今Wikipediaで調べたら、SUPER Kamioka Nucleon Decay Experiment(神岡核子崩壊実験)の意味も含まれているらしい。

まぁ、どっちでもいいけど、要は、ニュートリノという電荷を持たない非常に小さい粒子を検出するための装置、のことらしい。

そんで、2002年にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊が、ニュートリノを検出する実験をするために、ここ神岡に上述した装置を設置してその研究に役立てた、というわけである。以上。

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地図を見る限り、白川郷へ至る道は、現在いる道の駅から数十キロかと思われたのだが、どうやら一番近い道は冬期閉鎖されているらしく、高山経由で回り道して100km以上あるようだ。

高山は昔の古い街並みが残っていて、そこが観光名所になっている。
ここの道路標識でおもしろかったのが、交差点で、右は「下呂」、左は「飛騨」、直進は「古い街並み」、と行き先表示に記載されていた。。

「古い街並み」にそんなに興味がわかなかった私は、スルーしてひたすら白川郷へ走らせる。

途中、道の駅で飛騨牛の串焼きを食べたが、これが300円するくせにやたらと小さいんだけど、やたらとうまい。飛騨牛うま!
ってことで飛騨牛カレー(レトルト)ゲット。

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今日は朝10時くらいに出発したんだけど、白川郷に着いたのは13:30くらい。

■白川郷 萩町合掌造り集落
 住所 岐阜県大野郡白川村萩町
 電話 05769-6-1013(白川郷観光協会)
 期間 通年
 営業時間 見学自由(案内所、公開民家などは~17:00)
 料金 無料(公開民家は各300円)
 駐車場 数百台(有料&無料数十台)
 お勧め ★★★★☆
 特記 世界遺産

ご存知世界遺産。
結構遠かったー。もう富山との県境も目と鼻の先。

駐車場はかなりすいていて、人もそんなにいなさそう。

とりあえず駐車場に併設した観光案内所で観光マップをゲットして、一番近くにある、「合掌造り民家園」というところに行く。

ここは、野外博物館になっていて、合掌造りの家自体ももちろんあるけど、ここ白川郷の暮らしと風土、自然などの概要を知ることができる。

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あった。ここだここ。合掌造りの家も見える。

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そうそう、ここの扉を開けて。。
って、まじー?なんか前にもこういうことあったなぁ。。
休園?木曜休園?今日木曜?木曜だなぁ。
なんでドンピシャかなー。ショック。。。

まーしょうがない。
集落の方に行ってみよう。(ちょっとテンション下がる)

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これは「であい橋」と言って、この橋を渡ると萩町の合掌造りの集落に入っていくことになる。
駐車場やさっきの民家園は、川をはさんで反対側に位置しているのである。

まずは明善寺という、萩町で最も大きな合掌造りの建物であるお寺に行く。

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あったあった。確かにでかい。想像してたよりずっとでかい。
ここは寺でありながらも、郷土資料館となっている。見学料は300円。

まず上の階に上っていく、階段は当然木製。かなり急ではしごに近い。つい昨日の記憶に残っている松本城に近い。建てられた年代もきっと同じくらいだろうからね。

上の階は相当暗い。
外観から想像できる通り、2階以上は三角形になっている建物の側面に障子の窓がいくつかあるだけで、それらも閉まっているからかなり暗い。
でも、展示されているものが見やすいように電灯がいくつか取り付けられている。

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中には、無造作に当時の農耕具だとか生活用品が置かれていた。
この建物特有の合掌柱と呼ばれる太い頑丈そうな柱が斜めに両側から中央上部で建て合わさっているのがわかる。

一番下の階には囲炉裏がある。

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この煙が建物全体に行き渡ることによって、防腐剤の役目を担っているそうである。

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次は集落を適当にぶらぶら散歩しつつ、長瀬家というこれまた公開している民家があったのでここも見学していくことに。

やっぱり、上には生活用具がぎっしりと並べられていた。
こっちの方がさっきより整然と並べられていて、説明もちゃんと付いているのでわかりやすい。

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この建物って、中を見るとわかるけど、1階以外の各階は基本的にだだっ広い一部屋だけの空間で、私が違和感を感じたのは大黒柱に相当する柱がどこにも見当たらないことだった。

そして、各階の床板は下の写真のように、合掌柱に横から突き刺さっている木材の上に載せられて支えられている感じになっている。

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この合掌造りというのは、まさにその合掌こそが造りの骨格であり大黒柱でもあり、建物全てを支えているのである。

1階では無料でお茶(そば茶と野草茶)が飲めたので、一杯いただいて一休みしていく。

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他にも公開している民家はあったけど、あとはどこも同じだろうし、お金もそれぞれ取られてしまうのでやめた。

ゆっくりと散歩して風景を楽しみつつ、この街を見渡せる萩町展望台(だったかな?)まで歩いて行ってみることに。

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ここらへんは田んぼが沢山あるから街の中を用水路が縦横無尽に張り巡らされていた。しかも水がすごいキレイ。
用水路だけでなく、ほとんどの家には貯水池のように溜池が設置されていた。防火対策だろう、多分。
どの建物にも「合掌造りは火に弱いので、火の扱いには十分気をつけてください」みたいな貼紙がしてあった。

展望台までは結構な距離で結構な山道だった。

そして、展望台から見渡してみると、さっきまであんなに大きく見えた家々がミニチュアの模型みたいに小さく見えた。

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この写真も模型を写真に撮ったみたいに見える。

それにしてもこの写真を見てわかるように、雪がほとんどない。
白川郷と言えば、かなりの豪雪地帯だと聞いていたので、てっきり雪に埋もれた、よく写真で見るあの風景が見れると思っていたのに、来て見てがっかりびっくりである。

ちなみに、長野や岐阜の山奥に行けば雪もあるだろうと思い、車のタイヤは実家に寄ったときにノーマルには換えずにスタッドレスのまま出発したので、ここまでの道のりは問題なかった。でもほとんど雪道なかったけど。

遠景も楽しんだことだし、また、街の中を歩きながらおみやげ屋などにも寄りながら帰ることに。

ここを出るときにはすっかり夕暮れ。17時くらい。知らないうちに3~4時間くらい過ごしていた。
のんびりゆっくり流れるこの街の時間を十分に楽しむことができた。

白川郷の魅力は、その合掌造りの家並みの景観よりも、ある種テーマパークのようなこの街を歩くことで味わうことができる独特の時間感覚にあると思った。

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夜は、また来た道を戻って、高山を南下していき下呂方面へ。
本当は今夜は下呂温泉に入ろうと思ってたんだけど、白川郷が想像してたより遠くて遅くなってしまったので、下呂温泉手前の下島温泉というところへ行く。

■巌立峡(がんだてきょう)ひめしゃがの湯(下島温泉)
 住所 岐阜県下呂市小坂町落合1656
 電話 0576-62-3434
 営業時間 10:00~21:00(この日は20:30までだった)
 料金 700円(平日は100円引き)
 駐車場 100台
 露天 あり(この日は入れず)
 無料休憩所 あり
 ぬるめの浴槽 なし
 特記 一部源泉かけ流し
 お勧め ★★★☆☆

住所は下呂だけど、源泉自体はいわゆる下呂温泉とは別。

なぜかわからないけど、この日は露天が閉鎖されていた。
そのおかげで100円値引きしてくれて500円だった。

でもやっぱ目の前に露天への扉があるのに入れないってのは不満。
しかも21時までだと思っていたら、なぜか今日は20時半で終わりと言うから急いで入った。。
いろいろマイナス要素があったので評価はその分ダウン。

温泉自体はかなり濁っていて、黄土色のお湯。
もともと源泉は透明なんだけど、空気に触れると沈殿物が発生するタイプの温泉である。

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明日で、合計10,000kmいくかなー。

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本日の走行距離:264km 累計走行距離:9,860km

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2007年1月27日 (土)

悲しい統計データ

さて。

札幌に戻ってくる度に、このまま住み着いてしまおうかという思いがよぎってついつい長居してしまいそうになるので、今回は早めに出発!
って言っても3泊もさせてもらったけど。。いつもありがとねRH。

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最初に向かったのは

 ■札幌ファクトリー
 住所 北海道札幌市中央区北2条東4丁目
 電話 011-207-5000
 営業時間 ショッピング 10:00~20:00
      レストラン  11:00~22:00
 駐車場 1850台(最初の1時間まで無料。以降30分毎に\100)
 URL 
http://www.sapporo-factory.co.jp/
 お勧め ★★★☆☆

大学時代の友人(Sさん)の父親が、ちょうど今ここで写真展をやっているのでそれを見に行くことに。
 
 ◆キリマンジャロ写真展

 場所 札幌ファクトリー三条館1Fウォールギャラリー
 電話 011-207-5000
 期間 2007年1月15日~2月14日
 営業時間 札幌ファクトリーに同じ
 料金 無料
 駐車場 札幌ファクトリーの駐車場を利用
 お勧め ★★★★☆

写真は、Sさんの父親(やはりSさん)がキリマンジャロに登頂したときの、登山中に撮ったものや、登頂前後にタンザニアで出会った風景や人の写真。

私は写真に関しては素人もいいところなので、写真の技法だとか構図だとか露出がどうとか、そんな評論をすることはできない。

だけど、いま、自分もいろいろな写真を撮っているが、ここで見た写真はどれも(あたりまえだけど)自分の写真とは全く違う類のものなので、単純にとても新鮮で、それでいてエネルギーに満ちている印象を受けた。

それは、やはり日本では全く見られないような景色ばかりだったということもあるが、撮影者の気持ちも写真によく現れていたからということもあると思う。

私の場合は、デジカメを使い始めて日が浅いので、毎日四苦八苦の試行錯誤でまだデジカメに撮ってもらっているという感覚で、つまりは私自身の気持ち的には余裕がないのだ。
気持ちを写真に込めるというレベルではぜんぜんない。

どうやったら色がきれいに撮れるか、どうやったらかっこいい構図になるか、そんなことばかり考えている。

その点、今日ここで見た写真はどれも、撮りたいときに撮りたいものを、すばらしいと感じた景色を、きれいと感じた花を、動物を、人を、素直に写しこんでいる、という印象を受けた。

だから、登頂時の写真には、キリマンジャロ登頂というとてつもない大きな目標に向かって行く前向きなエネルギーにあふれている。

と、結局なんかそれっぽいことを書いてるようにも見えるが、実はほとんど、なんとなーくそんな感じがした気がする、というレベルだ。だってこっちは素人なんだから。。

ただ、私の場合、実は私の兄が自称登山家なので、海外の登山の写真の類はこれまでによく見たことがあったので、今回の写真展は、新鮮ではあるけれど、どこか親近感があるような気もして、それ故に私のような素人でも、その写真に込められた思いをつかみやすかったのかもしれない。もしかして。ひょっとしたら。。多分。。。

ということで。Sさん、お父さんによろしく。
同じ登山家であれば、どこかの山で私の兄にも会うことあるかもね(^^;。

ちなみに、今日はここのアトリウムで午後からBoAの公開録音があるということで、アトリウム周りには早くも座り込んで待っている人が結構いた。

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さて。では昼ごはんへ。
 
 ■五丈原

  (情報は昨日の記事を参照)

結局、みそも食べたくなってみたので、2日連続。
今日は土曜の昼ということもあり、行列と言うほどではないけど、店の中に待ちの人が数人いた。
でもラーメンは基本的に回転が早いからほとんど待ち時間はなかったけど。

みそラーメンとチャーシューおにぎりを注文。

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みそラーメンは。。。
なんとなく予想していた通りの味。
予想を裏切ってほしかったんだけど。。

正直、あまりおいしいとは思わなかった。
でも人気の店だから、好みじゃないというだけだと思う。。

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今日は、支笏湖という湖で氷濤祭りというのをやっている(昨日から)ので、支笏湖に向かったのだが、その通り道でちょっとだけ寄り道。

そこはまずガイドブックの類には絶対に載っていない。
なぜなら。。

 ■真駒内滝野霊園
 住所 北海道札幌市南区滝野2番地
 電話 011-592-1223
 開門時間 4月1日~9月30日 7:00~20:00
      10月1日~3月31日 7:00~18:00
      管理事務所(9:00~17:00)
 駐車場 あり
 お勧め ★☆☆☆☆

そう。霊園なのだ。
でもただの霊園ではない。

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モアイ像だ。門をくぐるとなぜかモアイ像が数十対整然と並んでいる光景に圧倒される。

その逆側に目をやると

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ストーンヘンジだ。なぜ。
しかも。ん?その奥に見えるのは。。

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鎌倉の大仏。。これは私も初めて見た。前はなかった。。

この他にも、四天王像とか、ギリシャ神話っぽい像とか、エジプト文明チックな石造とか、いろいろある。
よくわからないけど、ここの墓石会社の宣伝みたいな意味もあるのかもしれない。。
 
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そんじゃ、支笏湖へ。
 
 ◆支笏湖氷濤祭り

 場所 北海道千歳市支笏湖温泉
 電話 :(0123)23-8288(支笏湖まつり実行委員会)
 期間 平成19年1月26日(金)~2月18日(日)
 営業時間 ライトアップ 16:00~22:00期間中毎夜
      花火 18:30~期間中毎週土・日・祝日
 料金 無料
 駐車場 あり
 お勧め ★★★☆☆

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これらは、金属の骨組みに、支笏湖の湖水をスプリンクラーで吹き付けて凍らせる要領で氷像を作っている。

夜はライトアップされて、しかも今日は土曜なので花火も上がる。
ということで、それまで温泉に行くことに。

ここ支笏湖は、支笏火山という火山が噴火してできたカルデラ湖で、周辺には、恵庭岳(えにわだけ)、風不死岳(ふっぷしだけ)、樽前山(たるまえざん)という3つの火山がある。

火山→温泉。
ということで温泉も当然いくつか存在する。
そのうちの一つ「丸駒温泉」へ行く。
これは、最近じゃらんにも掲載されていて評価も割と良かったので。
 
 ■丸駒温泉(支笏湖丸駒温泉旅館)

 住所 北海道千歳市支笏湖幌美内7番地
 電話 0123-25-2341
 期間 通年
 営業時間 AM10:00~PM 3:00(日帰り入浴)
 料金 1000円(日帰り入浴)
 駐車場 あり
 URL 
http://www.marukoma.co.jp/
 お勧め ★★★★☆

着いたのは大体16時半くらい。。

あー!日帰り入浴は15時まで。。。
でもそんなんで諦めるわけなく、フロントで話してみると意外と簡単にOKしてくれた。というか一人だったのが良かったみたい。よっしゃ。やりぃ。らっきー。

温泉は内湯はまぁ普通。
露天の展望風呂はそこそこ広くて、湖を少し見下ろす感じで見渡せるのでとても景色はいい♪湖の向こうには風不死岳がそびえているのが見える。

そして、さらにさらに、ここにはもう一つ露天がある。
廊下を数十メートル歩いて外に出ると、そこには岩風呂の天然露天風呂がある。天然って言っても浴槽自体はもちろん岩で人工的に作ってるんだけど。

そこの浴槽はすぐ外の支笏湖とつながっていて、湖の水量の変化とともに温泉の水位も上下するらしい。
今日の水深は1m弱くらい。

そして、湖の水で温度調節をしているらしく、ここのお湯はかなりぬるめ。多分36,7度くらいなんじゃないかな。
でも私はこういうぬるい温泉大好き。
猫舌と一緒で、温泉も熱いのは苦手で長く入っていられないけど、このくらいぬるいと、いつまででものんびり入っていられる♪

でも、氷濤祭りの花火もあることだし、1時間半くらいで出て氷濤祭りの会場へ戻る(車で20分くらい)。

すると。。渋滞。。。駐車場満車だ。。。
考えることはみんな同じ。
ライトアップ&花火の時間18:30を狙っていたのだ。
で。結局、渋滞は解消されず。
ってか、今会場にいる人たちはみんな花火待ってるんだから出てくる人がいるわけないのだ。

結局、車から遠目に花火を鑑賞して、やっと駐車場もすいてきたので再び中へ。
おそらく今回の旅行で、今のところの私が訪れた場所の中では、旭山動物園の次に観光客が多かった場所がここだろう。

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きれいにライトアップされていた。
でも写真は難しい。

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普通の景色や街の夜景と違って、ただ撮るだけでは、ただ露出を長くするだけでは、きれいに写ってくれない。写真はまだまだ勉強不足なようだ。。

ちなみに客層は、5割はカップル、3割は親子連れ、1割9部9厘は団体客、という統計データでした。

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夜は千歳の道の駅で車中泊。
晩御飯は、初のコンロによるカップめん。

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トマムを出るときに餞別ということでカップめんを大量にもらったのだ♪

明日は登別・室蘭。かな。

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本日の走行距離:118km 累計走行距離:5,854km

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