悲しき命を奪い去ったと云ふ
【今日の天気】曇りのち晴れのち曇り
今日は、不覚にも昼過ぎに起きて、かつ天気が悪かったので平日だけど移動しないことに。
だんだん北上してくにつれて、車ん中がいい感じの寒さで保たれるからなかなか朝起きれないんだよね。。
北海道のときは寒すぎて寝てらなくて、関西では、日が出ると暑くなって寝てられなかったんだけど。
とか思ってたんだけどだんだん晴れてきたので、少し移動してとりあえず次の目的地、親不知(おやしらず)に行って様子をみることに。
ってことで、やってきました新潟県。
これで累計26県目(1道1都2府22県目)。
少なくともこの第二部では、これが最後の新しい県だと思われる。
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■親不知
(※情報は道の駅「親不知ピアパーク」)
住所 新潟県糸魚川市大字外波903-1
電話 025-561-7288
期間 通年
営業時間 各種店舗等は~18:00
料金 無料
駐車場 398台
お勧め ★★★☆☆
親不知。
ここの地名は、中学校の時に「親知らず子知らず」って曲名の歌を合唱で唄ったときに知った。
すごい悲しい内容の詩で、中学生ながらになんで合唱コンクールでこんな曲が度々選曲される(私の姉も中学の時にこの曲を歌ったらしい)のだろうと疑問に思ったものである。
その地名の由来については、
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【親不知子不知】
一説では、断崖と波が険しいため、親は子を、子は親を省みる事ができない程に険しい道である事から、とされている。
又、以下のような伝承もある。
壇ノ浦の戦い後に助命された平頼盛は越後国蒲原郡五百刈村(現在の新潟県長岡市)で落人として暮らしていた。
この事を聞きつけた奥方は、京都から越後国を目指して、この難所に差し掛かった。
しかし、難所を越える際に、連れていた子供が波にさらわれてしまった。その時、次の歌を詠んだ。
親知らず、子はこの浦の波枕、越路の磯の泡と消え行く
以後、その子供がさらわれた浦を「親不知」と呼ぶようになった。
(※フリー百科事典「Wikipedia」より抜粋)
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とのことで、先の合唱曲もこの伝承が元に作られている。
その由来の通り、ここは断崖が延々と連なっていて、日本海の荒波がその断崖に激しく打ち寄せる場所なので、当時の越中(富山)越後(新潟)間を行き交う人たちにとっては、最大の難所だったそうだ。
現在では、国道や北陸道(高速)が整備されているので、なんてことはない、安全に車で通行することができる。
そして、「親不知ピアパーク」というのん気な名前の道の駅までができていて、そこから親不知の荒波の海岸へ降りることができる。
さっそく、私も車を停めて海岸に足を運んでみた。
風はほとんど吹いていないし雨が降ったわけでもないのに、確かに波はかなり高くて、波打ち際まで行くと、波が押し寄せる轟音が体にまで響いてきた。
うーん。。
写真じゃなかなかこの波のすさまじさは伝えづらいなぁ。
ってゆーか、それを伝えるだけの写真の技術がない。。
ドドドドドーッ!ってすごい音立てるから結構怖いんだよ。
。。。
うーん。。伝わらない?
だよねー。。
それじゃ、これは?
ドッ!
パー!
ッン!
って。。。だめか。。
っつーか効果音、口で言っちゃってるし。。
何にしても、天気悪くなくても(雨風がなくても)これなんだから、荒れたらすごいことになるんだろうなぁ。
とにかく、あんまりゆっくり海を眺めて過ごすって感じの場所でもない(むしろ怖くて落ち着かない)から、ここは後にすることに。
っても、もう時間も時間で、ホントは今日は上越の春日山城跡に行こうかと思ってたけど、日も傾いてるし、春日山城はその名の通り山城で短時間で見て回れるところでもないから、今日はとりあえずここのみ。
で。
実は、ここ親不知は夕日の名所でもある。
んで、ここから見てもいいけど、ちょっと怖い(どんだけびびってんだ。。)から、近くの高台にある展望台に行ってみることに。
この道の駅から車で数分、少し富山方面に戻ると国道沿いにある。
そこで、写真を撮りながら落ちていく夕日を待つ。
下の写真は17:30くらい。
さっきの親不知海岸で写真を撮ったときに、飛び散ってくる潮をかなり受けていたので、レンズが汚れてしまってそのままで撮ってしまった。
でも、そのおかげで、光がピカピカと拡散して、これはこれで結果オーライと言えるかもしれない。。
この写真は、日没直前。18:00くらい。
確かにきれいだー♪
日本海側って、地理的に海に沈んでく夕日がほとんどだから、自然と夕日の名所も至るところにあるんだよね。
でも、夕焼けに関しては、湿度とか気圧とかも関係してるだろう(多分)から、海に沈む夕日ならどこでもキレイってわけでもないのかなぁ(不明)。
これは、その展望台にある銅像。日没直後。
前述した子供が波にさらわれてしまう伝承を元に銅像にしたもの(だと思われる)。
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日も沈んだことだし、温泉探してさらに日本海を進む。
これからの進路は上越を南下して長野に入って山梨に帰るんだけど、上越にはあまり温泉がないので、中心地を少し(10kmほど)通り越したところの温泉に行く。ここは道の駅にもなっている。
■ゆったりの郷
住所 新潟県上越市吉川区長峰100
電話 025-548-3911
営業時間 10:00~22:00(10~4月は~21:30)
定休日 月曜(祝日の場合翌日休)
料金 600円
駐車場 115台
露天 あり
無料休憩所 あり
ぬるめの浴槽 なし
特記 一部源泉かけ流し
お勧め ★★★★☆
結構大きな施設だけど、意外とすいていた。5~6人程度。
源泉はちょっと泥臭い感じで、色も泥色に濁っていて、ドローっとちょっとぬめってる感じ。
無色無臭よりもこういう方が温泉って感じがして好き(気分的に)。
あと、ここには、日替わりの薬草湯の浴槽も内湯に2種類用意されていた。
割と満足。
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さて、ちょっとAIREDGEについて言いたいことがある。
興味がない人は、以下は読まない方が身のためだ。
【AIREDGEとFOMA】
で、今日はここの道の駅で一泊したんだけど、ここはAIREDGEの電波がかなり弱い。
AIREDGEに変えて2週間くらい使ってみて気付いたのは、AIREDGEは電波状況がかなり悪い、ということである。
県庁所在地レベルの大きな街の中だったらまず問題なく快適に使えるんだけど、少し街を離れて田舎に入るとすぐ電波が弱まり、最悪全くつながらなくなる。
人口カバー率99%とか謳っているから、電波に関してはほとんど問題ないのかなーと思ってたんだけど全然問題あり。
そもそも、道の駅って長距離ドライブの休憩所みたいな役割があるから、ちょっと街から離れていたり、下手すると周りに家がほとんどないようなところにあったりする。
そうなるとAIREDGEはほとんどアウトだ。
人口99%も嘘ではないのかもしれないけど、ちょっと田舎に入ると、割と民家が密集している集落のような場所でも全くつながらない、なんてことがこの2週間の移動中でも何度かあった。
まぁ、幸い私は今まで使っていたFOMAのプロバイダ契約も解約していないので、そんなときは即座にFOMAに付け換えることによって問題なくインターネットやブログ更新ができてるから助かってるけどね。
そこでもう一つわかったのは、FOMAの電波エリアの広さだ。
携帯電話の比較では、FOMAは電波状況が悪いなんて度々耳にするけど、AIREDGEに比べたら遥かにその範囲は広い。
私が年末年始にバイトしていた北海道のトマムのような超山奥の民家がほとんどないようなところでもFOMAは電波が拾えた。
(と言ってもアンテナ1~2本だったけど)
AIREDGEも人口カバーを優先してるのかどうかわからないけど、全国に数百箇所程度しかない道の駅くらいは、先んじてアンテナを設置して欲しいものである。
高速のPAやSAはほとんどアンテナがあるようだが、運転中の通話が違法になった今、道の駅だって、その役割を考えれば需要はそれなりに高いはずなんだからね。
ちなみに、通信速度に関しては、AIREDGEも都心部ならばそれなりの速度が出るのかもしれないんだけど、断然FOMAの方が速い。
契約プランにもよるけど、私のAIREDGEは一番速い方のプランで128kbpsである。
機種によってはその倍にまでできるらしいけど、それでも256kbpsだ。
一方FOMAのパケット通信の速度は384kbpsである。
私の機種はそれが限界(のはずなんだけど、たまに400以上出ることがある)だけど、機種によっては3.6Mbpsまで出るとのことである。
そこまでいったらもうブロードバンドと言ってもいい速度だ。
電波エリア&通信速度では、完全にFOMA>AIREDGEである。
が。それでも私は先日AIREDGEに変えた。
FOMAには最大のデメリットがあるからだ。
それが、料金体系。
FOMAにはつなぎ放題のプランがないのである。
パケット通信はその情報量に応じて料金が課金されるシステム。
速いのはいいけど、今の私のように毎日数時間使うような生活をしているとあっという間に料金が驚くべき額に到達してしまう。
(いずれつなぎ放題プランも間違いなくできるんだろうけど。。)
ということで、AIREDGEとFOMA、どちらも一長一短があるが、常に全国を移動している現在の私のような状況では、「基本AIREDGEだけど、つながらない時だけFOMA」という使い方が、現状では一番ベストだと思われる。
という長い独り言。
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明日は春日山城跡に登るぞーぅ。
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本日の走行距離:114km 累計走行距離:13,151km
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