2006年11月18日 (土)

一人ではない

以下、前回記事「出航」で、出航してからの話。。。

今回の記事の、実際のアップ日時は11月22日(水)だが、更新日時は記録管理の便宜上、11月18日(土)とする。

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新潟港を出て、しばらくは甲板で遠くなっていく陸を眺め、その後船内を再び散策する。
時期が時期だし、平日ということもあり、フェリー内はガラガラだった。
乗客は全部合わせても20人程度しかいないのではないだろうか。

出航したときから、フェリー独特の揺れは常にあったのだが、時間が経って、沖に出て行くにつれ、徐々に船体の揺れが大きくなっていく。

嫌な予感。。

案の定、一時間もしないうちに酔ってしまった。
本当は、この暇な時間(小樽まで約20時間)を利用して、本を読んだり、北海道の下調べをしたり、ブログを更新したり、とする予定でいたが、気持ち悪くて何もする気にはならなかったので、まだ昼前だったが就寝。
まぁもともと徹夜だったこともあり、すぐに眠りにつくことはできた。

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起きたのは、夕方6時くらい。
揺れは相変わらず大きかったが、酔いはほぼすっかり良くなった。

出発してからここまでのことをブログに更新しようと思ったのだが、携帯の電波が圏外に入ってしまっていたので断念。

とりあえず、すっきりするために風呂に入った。
フェリーの大浴場はかなり広くて快適。昔のはなかったけどサウナもできていた。
しかもこの日のように海が荒れると、湯船が波のプールみたいに揺れて傾くので、それはおもしろかったりする。

湯船に入っていると、船の揺れはさほど感じられなくなる。
浮力と水の抵抗力のせいだ(と思われる)。

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また歩き回れば酔ってしまうと思い、再び自分の寝台へ戻る。

横になりながら、この旅の出発のことを思い出した。
出発は深夜4時過ぎ。一人だった。
実家には、私以外に、父と母と姉と姪(姉の娘)がいるが、当然出発の時間はみんな寝ていたので、行ってきますの一言もなく一人でこっそりと出てきたのだ。

だが、今、自分のかばんの中には、出発前に父と母が持たせてくれた旅費がいくらか入っている。
それに、途中お腹がすいたら食べるようにと母と姉が作ってくれたおにぎり。
姉がお守りにするようにと、寝る前に用意しておいてくれた姪の写真。

一人ではないことを知る。

そんなことを考えていたら、またうとうととしてきたが、少しお腹もすいていたので、おにぎりと笹団子だけ食べて、再び就寝。

小樽まで、あと6時間。

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出航

現在A.M.9:00を回ったところ。

小樽。平磯公園の展望台。
とりあえずフェリーから下船して、落ち着いたので、ちょっと休憩しつつ、記事作成。

今日は、夕方、大学時代の友人Rと会うけど、それまでフリーだ。
これから夕方までにどっか行く(予定はなし)けど、昨日の分の記事だけ書いとかないと。

ということで。
また時間を遡って、前回記事「北へ」の最後、新潟港まで残り100km切ったあたりから。。

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新潟中央ICから高速を降りて、しばらく市内を走る。
ちょうど出勤時間で軽い渋滞にはまったけど、もう新潟港は目と鼻の先。

■新潟港(新潟県新潟市)

午前8時50分。新潟港着。
出遅れたけど、結局到着時間は予定通り。

冬場のスキーシーズンだったら、高速渋滞して間違いなくアウトだったろう。
ま。その辺は計算済みってわけ。(もちろん嘘)

これが↓今回乗るフェリー「らいらっく」。って全体写せてませんけど。。
まだ数年前に就航したばかりで新しい。

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乗船手続きを済ませ、コンビニで食料など調達して、フェリー乗船。

フェリーの客室はいろいろなグレードがある

2等というのが10人くらいでザコ寝する大部屋。これが一番下のグレード。
人によっては、こういう方が、いろいろな人と話ができて楽しいって言うけど、私の場合は、断然寝台。寝るときは一人じゃないと落ち着かない。

次が2等寝台。寝台特急の寝台とほぼ同じ感じ。2段ベッドみたいな感じ。一応カーテンしまるからプライバシーは守れるけど、かなり狭くて窮屈。

その次のグレードがS寝台。今回とったのは、このS寝台。
最初の頃は、いつも2等寝台を使っていたんだけど、一度S寝台をとって以来、もう2等寝台には戻れなくなってしまった。。

こんな感じ↓。個室感覚でとても快適♪

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ここに荷物をおいて、まずは船内散策。

ここ↓が中心部のホールにある階段。乗客が移動できるのは、ここから上に2階分、計3階。

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上の階には、完全に個室の部屋とか、スィートとかの客室の他、ゲームセンター、レストラン、大浴場、売店、映画館もある(狭いけど)。

目新しいのは、これ↓ビジネスコーナー。昔のはこんなのなかった。

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コンセントがあるからこれで電源確保は安心。よしよし。

甲板に出たけど、まだ少し雨が降ってたから船内に退避。

しばらくウロウロしてると少し揺れがくる。出航だ。
再び甲板に出ると雨はもうほとんど止んでいた。
徐々に岸が離れていく。
天気は悪いけどテンションは上がる。
想像以上に速度は速く、あっという間に陸が遠くなっていく。

天気は良くないけど(^^;まずは本州脱出!いざ北海道へ!

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やば。もう10時(>_<)。

やっぱ家のADSLみたくはいかないな~。
ノートPCのバッテリも残りわずかだしー。。(--;
続きはまた今夜だな。。

ひとまず出発!。。ってどこ行こう。。か。なー。

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北へ

現在、新潟→小樽行きのフェリー内。小樽入港まであと1時間。
電波もやっとつながり、目も酔いも覚めたので、やっと記事作成開始。。

時間を遡って、、、

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11月17日午前4時20分。
実家を出発。走行メータ(オドメータ)は90930km。この旅が終わる頃には、一体何kmになっていることだろう。

時間が遅くなってしまったこともあり、しばらく下道のドライブを楽しんだ後に、高速(中央自動車道)へ。
まずは長野県諏訪湖SAまでノンストップ。渋滞もなく順調。

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■諏訪湖SA(長野県諏訪市)

ここは、SAから諏訪湖を見渡すことができる。
湖は結構大きいから夜景もかなり遠景となってしまう。

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東の空は、ほのかに明るくなり始めていた。
諏訪湖は、また長野を訪れた際には寄るかもしれないが、この辺は何回か来たことがあるからパスするかもしれない。。

SAの売店で、とりあえず北海道で会うことになっている数人に、簡単ではあるがお土産を買う。でも結構人数がいるから大量。

こんな時間にこんな大量に土産物を買っていく客を見て不思議に思ったのだろうか、レジの店員さんが話しかけてきた。
「こんなに土産を買って、これからどちらへ?」

北海道、と答えると、
「ってことは、これから新潟港からフェリーで小樽だね?」

すっかりお見通しだ。きっとこの売り場でたくさんのお客さんを相手にしてきて、同じような人を何人も見てきたのだろう。
接客を通して、ここを訪れ去っていくたくさんの人の様々な人生に触れることができる。
接客という仕事の魅力のひとつだ。

他に客が全くいなかったので、会社を辞めたことや、数ヶ月のんびりと旅行に行くことなどの簡単な経緯を話すと、売り物か何かはわからないが、そっと、袋の中に笹団子のようなものを入れてくれた。
「お気をつけて」と。

何気ない一言だったが、とても嬉しかった。
この旅最初に出会った人との初めての会話で、人のやさしさの一端に触れることができた。

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諏訪湖SAを後にして、

(中央道) → 岡谷JCT → (長野道) → 更埴JCT → (上信越道)

だんだんと雲行きがあやしくなっていき、新潟に入ると、ついにぽつぽつと雨が降り出した。
雨は別に嫌いじゃないからいいんだけど、そんなことより心配なのは、
「雨=海が荒れる=フェリーが揺れる」
の連立方程式だ。
フェリーは好きなのだが、結構酔う方なので、これだけは心配。

何回も乗ったことがある航路だが、かつて一度だけ大荒れして本当にひどい目にあったことがあった。
そのときは、苫小牧から日本海を通って南下するフェリーが難破(?)して秋田港かどこかに緊急に入港した。そのくらいひどい荒れ方だった。

東の空は少し晴れ間が見える。この旅初めての朝日だ。

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晴れ間が見えるとは言え、天気は西からくずれるもんだしね。こっから下り坂かも(--;。。

高速から見える山は、どこも紅葉真っ盛り。
近くの低い山は紅葉してて、遠くの高い山は雪景色。
白く雪化粧をした山と紅葉した山のコントラストがキレイ。
いい景色だけどちゃんと写真にはおさめられず。あっ!って思ったときにはシャッターチャンスは通り過ぎちゃってるからね。。

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その後、

(上信越道) → 上越JCT → (北陸道)

に入ると、雨も本格的に降ってきた。ダイジョブかなー。(--;
この辺は、途中海沿いだから晴れてたらいい景色なんだけどね~。残念。
新潟も好きな土地だから、また北から戻ってきたときにゆっくり周りたい。

新潟市まであと100km切った。時間は7時半くらい。なんとか間に合いそうだ。

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なーんて、書いてたら下船時間に。ということで、記事アップはまたあとで。
とりあえず下船&北海道上陸だ!

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