2007年3月28日 (水)

勇仁智

【今日の天気】晴れときどきくもり

今日は、まずは安宅(あたか)の関所跡に行く。

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■安宅(あたか)関跡(勧進帳ものがたり館、安宅住吉神社)
 住所 石川県小松市安宅町ヨ132
 電話 0761-21-6734(安宅観光協会)
 期間 通年
 営業時間 9:00~17:00(勧進帳ものがたり館)
 定休日 水曜(勧進帳ものがたり館)
 料金 300円(勧進帳ものがたり館)
 駐車場 数十台
 お勧め ★★★☆☆

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名前からもわかるように、ここはもともと関所があったその跡地だ。

時は、平安時代末期。
源義経にまつわる話である。

有名なエピソードではあるが、簡単にあらすじを記載しておこう。
但し、義経の話は過去の記事でも何度も出てきているので、記載内容には以前書いた記事と重複する部分があることを断っておく。

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【安宅の関と勧進帳】

壇ノ浦の戦いで、ついに平家を滅ぼした源義経だったが、後白河法皇から官位を授かることをきっかけに、兄頼朝から追われる身となってしまう。

頼朝は、義経を捕らえるために全国各地に守護地頭を置いて、関所が設けられた。その一つが安宅の関である。

義経一行は静御前を連れて、いったん吉野の山奥に身を潜める。
(※このときの話が、過去の記事「しづやしづ」で記載した静御前との別れのエピソードである)

そして、義経や弁慶らはそこで山伏姿に扮装して、奥州平泉の藤原秀衡を頼り、北陸道を通って北上していこうとする。

だが、安宅の関で、その関守(せきもり。関所の番人)である富樫泰家が、彼らに疑いをかけ尋問をする。
義経一行が山伏姿で逃げていることは知っていたからである。
(※ここからは、実話ではなく歌舞伎の「勧進帳」の内容である)

そこで、弁慶が、何も書かれていない偽の勧進帳(寺院や仏像を建立する費用を寄付してもらうための帳面)を空で読み上げることによって、自分たちが東大寺再建のためにつかわされた僧であることを主張する。

弁慶の機転により通行を許された一行が関所を通過しようとすると、関守の富樫が「おい、ちょ待てよ。お前義経に似てんじゃねーの。」と言って一行を呼び止める。

すると今度は弁慶が「ちょ待てよ。またお前のせいで足止め食らったじゃねーか。」と怒りながら、山伏姿の義経を金剛杖で叩き付ける。

私の知っている勧進帳の話は、この弁慶の行為によって関守がすっかりだまされて無事に通過することができた、というものだが、どうやら歌舞伎のそれはそうではなく、富樫は、弁慶の主(義経)を想うその忠誠心の深さに心を打たれて、それが義経だと気付いていながらも騙された振りをして通行を許す、という内容のようだ。

(※私が昔見た義経のドラマ(2種類ある)では、それぞれがどうだったかは覚えていないけど、幼かった私は(って言っても中学生くらいだけど)、優しかった弁慶がどうして急にそんなむごい仕打ちを義経にするのだろう、とただただショックを覚えたものである。
でも、この次のシーンでさすがの馬鹿な私もその弁慶の行動の真意を知ることになるわけである。)

その後、無事に関所を通過した一行がお寺の一角で足を止め、そこで弁慶が、いくら関所を通るためとはいえ、主(義経)を打ち据えるという無礼極まりないことをしてしまったことを涙を流して詫びるのだ。

そんな弁慶に対して、義経は怒るどころか、こんなにも忠義に厚い部下を持つことができてこの上ない幸せだ、(なんて台詞ではないだろうけど)そんなようなことを言って弁慶を許し、むしろより一層の信頼を深めるというわけだ。

ちなみに、歌舞伎の「勧進帳」では、その後富樫が追いかけてきてみんなで酒宴をする、というあらすじらしい。。それはちょっとやり過ぎな気がするけど。。

その後、義経一行は無事に奥州平泉へと辿り着くことができたけど、義経の運命はそこから悲劇の最期へと向かっていくのである。
(※その辺のあらすじは、過去の記事「夢の跡」に記載)

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余談だが、忠臣蔵でも、この勧進帳と似たシーンがある。
大石内蔵助が江戸入りするときに「道中手形」を読み上げるシーンだ(読み上げるんじゃなくて相手に見せるんだったかも)。
私は、忠臣蔵は全く知らなかったけど、今回の旅の途中で、友人に年末スペシャルで昔やってた忠臣蔵のビデオを見せてもらったら、確かに勧進帳のそれと同様のなりゆきだった。
こちらもかなりの名演技の名シーンだ。

さて、日記に戻るけど、ここにはその勧進帳のまさにそのシーンの銅像が建っている。

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わかると思うけど、左が義経、真ん中が弁慶、右が富樫である。

それから、ここには「勧進帳ものがたり館」という建物があり、勧進帳の内容を説明するミニシアターだとか、歌舞伎で実際に使われた衣装を展示している施設があるんだけど、今日は休館だった。がっかり。

あと、安宅住吉神社という神社もあって、そこの社殿には、勧進帳の様子を描いた絵(江戸時代のものだったと思う)が何枚か展示されていた。

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また、ここは訪れると巫女さんが、親切にその絵や勧進帳の説明などをしてくれる。もちろん無料で。

ということで、あまり万人に勧める場所ではないけど、義経や弁慶が好きな人ならば是非訪れてもらいたいところである。

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その後、金沢に向かう。
安宅から金沢はそんなに遠くない。1時間かからなかったかな。

ここには、日本三名園のひとつ「兼六園」があるので行ってみた。
ちなみに、あとふたつは岡山の後楽園と水戸の偕楽園。

■兼六園
 住所 石川県金沢市兼六町1
 電話 076-234-3800(石川県金沢城・兼六園管理事務所)
 期間 通年
 営業時間 7:00~18:00(10月16日~2月末日は8:00~16:30)
 定休日 無休
 料金 300円
 駐車場 あり(有料)
 お勧め ★★★★☆
 特記 日本三名園

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そんなに興味があったわけではないので事前調査もせずにいったけど、江戸時代に加賀藩の庭園として、五代藩主の前田綱紀が作ったのがその始まりだそうである。

梅林の梅が満開だったが、桜はまだのようだ。
そろそろどこかで桜前線とぶつかってもよさそうなものだが、なかなかこれぞ桜、という桜にはまだ出会っていない。
(伊豆の河津桜は例外で2月に満開だったけど。)

庭園はかなり広く、庭、というより、公園といった趣きである。

天気がいいので園内を散歩しているだけで気持ちがいい。
写真を撮りにここに来ればとりあえず被写体には困らないから、一日中でも撮っていられるだろう、といった感じ。

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とか言ってまた撮りまくってたら、バッテリーが切れかかる。。
これから金沢城公園に行くのに(>_<)。。

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■金沢城(金沢城公園)
 住所 石川県金沢市丸の内1
 電話 076-234-3800(石川県金沢城・兼六園管理事務所)
 期間 通年
 営業時間 7:00~18:00(10月16日~2月末日は8:00~16:30)
      五十間長屋・橋爪門続櫓は
      9:00~16:30(入館は~16:00)
 定休日 無休
 料金 入園無料(五十間長屋、橋爪門続櫓は共通300円)
 駐車場 あり(有料)
 お勧め ★★★★☆

兼六園とは、大きな通りを跨いだ隣に位置する。
かつてはこの間の通りは「百間堀(ひゃっけんぼり)」と呼ばれる広大な堀だったそうである。

その百間堀だった通りに架けられているのが石川橋、その石川橋を渡ったところにある金沢城公園への入り口が、搦手門(からめてもん。裏門のこと)であり、重要文化財でもある石川門だ。

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過去に大火で焼失したことがあるので、現在の遺構は、天明8(1788)年に再建されたものである。
形は、櫓と櫓が長屋でつながっている枡形門(ますがたもん)で、石垣はカラフルで、左右で異なる組み方がされているが、その理由は不明とのこと。

この後見る、遺構である三十間長屋や、最近復元された五十間長屋もそうなのだが、目を引くのは「なまこ壁」と呼ばれる独特な格子模様の壁と、白く光った屋根である。

どちらもこれまで見てきた城郭建築では見たことがなかったものである。
壁に関しては、似たような外観の壁をなんとなくどこかで見たことがあるような気がしないでもないけど、屋根が白い(実際は白く変色している)というのは、かなり違和感を感じる。

瓦というのは黒いのが普通である。白い瓦屋根なんて聞いたことも見たこともない。

否。

実は、ここの長屋や門に使われているのは普通の瓦ではなく、鉛瓦なのである。
1~2センチ厚の鉛板を瓦のように模して屋根に配してあるので、厳密には瓦ではない。でも鉛瓦と呼ぶらしい。
実際には、鉛に銅をいくらかの割合で混ぜて強度を高めて腐食を防止しているとのこと。

その鉛が雨風に晒されて、ところどころ白く変色しているので遠くから見ると屋根が白く見えるようである。

屋根の説明はさておき、この金沢城、最初に築城したのは戦国末期の佐久間盛政という人だが、歴史的に有名なのは、賤ヶ岳(しずがたけ)の戦いの後に入城し、加賀百万石の礎を築いた前田利家だ。

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【利家とまつ】
(また後日。。かな。。。)

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ちょっとながくなってきたので、後半はまた後日更新。。。

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■埴生護国八幡宮(はにゅうごこくはちまんぐう)
 住所 富山県小矢部市埴生2992
 電話 0766-67-1220
 期間 通年
 参拝時間 参拝自由
 料金 無料
 駐車場 あり
 お勧め ★★★☆☆

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もう暗くなってたけど源平争乱ゆかりの地だから素通りできず。
源平合戦のひとつである倶利伽羅峠の戦いの際に、源義仲が戦勝祈願したことで知られる神社。源義仲の像がある。
倶利伽羅峠を越えて富山に入ってすぐの山間に建つ。

富山県。
これで25県目(1道1都2府21県目)に突入。

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【木曽義仲と倶利伽羅峠の戦い】
(やっぱ後日。。だなぁ。最近源平関係が多いな。。)

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■天然温泉 湯来楽(ゆらら)
 住所 富山県砺波市五郎丸622-1
 電話 0763-33-2188
 営業時間 10:00~24:00(受付は~23:00)
 定休日 無休
 料金 800円(岩盤浴は600円)
 駐車場 190台
 露天 あり
 無料休憩所 あり
 ぬるめの浴槽 なし
 特記 一部源泉かけ流し
 お勧め ★★★★☆

ちょっと割高だけど、設備充実。
源泉は薄い褐色。
別料金で岩盤浴もできる。
お金ないからもちろん私は入浴のみだけど。。

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本日の走行距離:101km 累計走行距離:12,927km

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2007年3月23日 (金)

とりあえず更新

【今日の天気】 晴れときどき曇りのち曇り

今日はレンタサイクルで自転車を借りて、京都市内を縦横無尽に駆け巡った。

訪れた場所は、石碑などを含めれば20箇所。
間違いなく過去最多だろう。

当然、写真の撮影枚数も最多で、今日だけで実に495枚。
これでも無駄な写真は撮らないように意識したつもりなんだけど。。
撮ったはいいけど整理すんのが大変だなーー。

疲れた。。今日はもう寝るべし。。
土日は休もう。

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本日の走行距離:42km 累計走行距離:12,192km

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2007年3月21日 (水)

築400年

【今日の天気】晴れ

行き先のみ記載。

昨日に続き京都を巡る予定だったけど、思いのほか天気が良かったので、予定変更、彦根城を見に行きがてら琵琶湖を一周することに。

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■彦根城
 住所 滋賀県彦根市金亀町1-1
 電話 0749-22-2742
 期間 通年
 営業時間 8:30~17:00(天守は~17:30)
 定休日 無休
 料金 通常 500円(セット券900円)
    築400年祭期間中 1000円(セット券1400円)
 駐車場 400台(有料)
 お勧め ★★★★☆
 特記 国宝

国宝4天守の一つ。
松本城、犬山城に続き、これで3つ目。
最後の姫路城は、高校の修学旅行で行ったので、すべて見たことになる。

築城400年祭というイベントを今日からやっていた。

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■比良とぴあ
 住所 滋賀県大津市比良1039-2
 電話 077-596-8388
 営業時間 10:00~21:00(受付は~20:30)
 定休日 火曜(祝日の場合翌日休)
 料金 600円
 駐車場 37台
 露天 あり
 無料休憩所 あり
 ぬるめの浴槽 なし
 お勧め ★★★☆☆

一周して再び大津市。
源泉掛流しではない。
これといって大きな特徴はない温泉。

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本日の走行距離:170km 累計走行距離:12,080km

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2007年3月19日 (月)

昭和の名城

【本日の天気】 晴れのち曇り

今日は、Willcomのデータ端末を交換してもらいに(果たしてできるのか)、まずは昨日のヤマダ電機に行く。その後は大阪城の予定。

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ってことで、事情を説明して、PCカードは使えないからExpressカードの規格の端末に交換して欲しい旨を伝えると。。。

ダメー。(あっさり)
基本的に一度契約したらもう機種交換はできないとのこと。。

ってことで、機種変更扱いでExpressカードに換えてもらった(あっさり)。
当然機種変更代金発生。事務手数料はサービスしてくれたけど、それでも諭吉が一人消えた。。

ただでさえお金ないってのに。。
もっと粘ったら値引きくらいはしてくれたかなぁ。
でもめんどいからやめた。

いつも住み慣れてる街の行き慣れてる電気屋だったらもう少し粘って頼み込んだかもしれないけど、なんか知らない土地の初めての店だから、アウェイな感じがして、攻めるのに気が引けてしまった。

そんで、さらに、その機種変更手続きに2時間以上も待たされた。。

商品もらって、駐車場でつないでみたら、今度はうまくセッティングできてつながった。
けど、なぜか、なんかマウスのポインタの動きがおかしくなった。。
嫌なことって続くんだよね。。
(結局、それは、ドライバと一緒にインストールされる変なソフトをアンインストールしたら直った。。)

それから大阪へ向かうも、大阪に入ると大渋滞。。
嫌なことって続くんだよね。。

これほどの渋滞はこの旅でも初めてかもしれない。
結局、大阪城の駐車場に付いたのは16:30。。。

しかも天気は崩れて完全に曇り。
嫌なことって。。

せっかくの大阪城なのに。
テンションは下がる一方。。

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■大坂城(大阪城)
 住所 大阪府大阪市中央区大阪城1-1
 電話 06-6941-3044
 期間 通年
 営業時間 天守閣 9:00~16:30
      (GW・夏季、特別展開催期間中などは夜間開館あり)
 定休日 無休
 料金 600円
 駐車場 300台(350円/1時間)
 お勧め ★★★★☆
 特記 登録有形文化財(天守)

大坂城。現在の天守は昭和の建築だから、むしろ大阪城か。
天守は、登録有形文化財(?)である。

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【重要文化財と登録有形文化財】

文化・歴史・学術などの観点から、価値があり、後世に残すべきものが文化財と呼ばれるもので、建造物・美術工芸品のように形があるものが有形文化財。(形がない演劇などは無形文化財)

有形文化財のうち、歴史的にも学術的にも価値が高いと判断されて国が指定して登録するのが、重要文化財。

でも、それだけだと、基準が厳しかったり、国が厳選するだけあって、なかなか決まるもんも決まんなくて、そうこうしてるうちに貴重な建造物とかはどんどんなくなってっちゃうよどうすんのさ、ってなことで新設されたのが登録有形文化財というもの。

これは文部科学大臣が指定する。
基準も重要文化財よりは緩くなっている、というわけ。

ちなみに、重要文化財の中で、世界的観点から見ても極めて歴史的価値が高いものについては、国宝として登録される。
だから国宝も重要文化財の一種。

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さて。16:30に着いてもなぁ。
しかも駐車場は18:00までに閉まると言う。。

まぁ何はともあれ行ってみる。

天守に至るまでの最短ルートで見ていったものをダイジェストで。

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一番左は、外濠(そとぼり)の石垣。石垣のほとんどは当時の遺構そのままだそう。
へー。すごい。さすがにかなり高くキレイに積まれてますなー。

堀も広い!名古屋城の外堀もかなり広かったけど、大阪城の方が少し広いかも。
ってゆーか、名古屋城の場合、敷地の全てを堀で囲んでいる感じではなかったけど、大阪城の外濠は周囲全部を堀で囲われてる感じ。
本来の外濠の姿はこうなのだろう。

ちなみに、写っている櫓は、当時の遺構の「六番櫓」で重要文化財。

写真真ん中は、大手門を見守るように建つ「千貫櫓(せんかんやぐら)」。重要文化財。城内建築物の中でも最も古い。

その名の由来は、石山本願寺の時代に遡る(秀吉がここに大阪城を建てるさらに前、戦国時代の頃は、ここらは石山本願寺の敷地だった)。
この櫓は、江戸に入ってから建てられたものではあるが、石山本願寺時代にも、この櫓に相当する、大手門を守る櫓があったのである。

そして、当時、織田信長が石山本願寺攻めをする際に、「あの櫓さえ落とせるのなら銭千貫(貫はお金の単位)出しても惜しくはない」と言ったというエピソードが名前の元になっているらしい。

一番右の写真は、その「大手門」。つまり城への入り口。
これも当時の遺構で重文(重要文化財のことを重文と略していうらしい)。ただし、江戸後期に大掛かりな補修を行っている。

次。

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一番左は、「多聞櫓」。
名前の由来は、松永久秀(東大寺の大仏殿に火をかけた極悪人だ)が、大和(奈良)に多聞城を築いたときに初めて築かれた様式で、塁上に築く長屋状の櫓のことを指すらしい。

真ん中は、内濠。なぜか水がない。
名古屋城のときも内濠には水がなかった。理由はよくわからないけど。。

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【大阪城と堀】

大阪城と言えば、堀がひとつの見所である。
大阪冬の陣では、城は落ちなかったんだけど、その要因はやはりこの大規模な堀の存在があったからと言われている。

本丸の堀や、二の丸の堀も大したものだが、軍事要塞としての大坂城の特異性を最も表しているのは、惣掘と呼ばれる堀である。

当時、大坂城がある本丸の周りに、まず第一の堀があり、その外側に二の丸と第二の堀、そしてそのさらに外側に城下町が広がっていたのだが、秀吉は、その城下町すべてを取り囲むように第三の堀(惣掘)を作ったのである。

冬の陣では、この全長4kmにも及ぶ惣掘のおかげで、徳川軍はついに城を落とすことはできなかった。(もちろん、名将真田幸村の大活躍も特筆すべきだけど)

そんなわけで冬の陣の後の和議において、徳川軍は軍を引く代わりに、惣掘を埋めることを要求する。

豊臣側は、惣掘だけを埋めるのかと思っていたのだが、徳川軍は惣掘だけでなく、その内側の二の丸の堀も埋め始める。
それじゃ約束が違う、と豊臣側は文句を言うけど、家康は、埋め立てを担当してる奉行が「惣掘」と「総掘」を間違えたんだろう、とかすっとぼけて、そうこうしてるうちに二の丸の掘もすべて埋めてしまう。

で、結局、豊臣側が二の丸を掘り返そうとしたら、それは徳川に対する謀反である、とか難癖をつけて再度大坂城攻撃を開始する。
これが大阪夏の陣だ。

夏の陣では、もはや掘のない状態では籠城もままならず、豊臣軍は大敗、秀頼(秀吉の息子)と、その母である淀殿(信長の姪にあたる)は自害して、豊臣家はわずか二代で滅亡するわけである。

ただし、現在の大阪城で見る二の丸の堀を見て、これ全部埋めるの大変だったろうなー、でも今はちゃんと堀があるから、徳川がまた堀り直したのかなー、とか悩まないように。
現在の堀は、大阪の役で問題になったその堀ではない。
本丸の堀も二の丸の堀も、豊臣時代の堀と徳川時代の堀は別物なのである。

徳川時代の城や石垣などは、豊臣時代の城の跡を埋め立ててその上に築城しているので、例の堀は地下にまだ埋まったままなのだ。
そんなわけで、徳川の本丸の地下から豊臣時代の石垣の遺構が一部見つかっているらしい。(石山本願寺はさらにその下にあるのだろうか。。謎)

さらには、近年(2003年?)、一番外の惣掘の一部も見つかったようで、現在も発掘が進んでいるらしい。

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さて。最後、一番右は「桜門(さくらもん)」。
この辺に、桜並木があったと思われる。
門の中から向こうには、すでに天守閣が顔を出している。

この門は明治20年に復元されたものではあるが、これも重文である。

ってことで、いよいよ天守閣。

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天気悪!
豪華絢爛な大阪城は青空をバックに撮りたかったな。。

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なぜか南国調。。
しかし、やはり大阪城、派手。
信長の安土城が現存してたら、そっちの方が派手さでは勝っていたかもしれないけど、現在見ることができる天守の中では、大阪城が一番派手だろう。

この天守、昭和6年に復元されたものなんだけど、実は、この天守の構造は豊臣時代のものでも徳川時代のものでもない。
どうも、徳川時代の天守台の上に豊臣時代の天守が乗っかってるような作りになっているらしい。
確かに一番上だけちょっと違うもんね。。

復元された天守とは言え、この城は徳川豊臣それぞれの時代の城のいいとこ取りした作りになっていて、専門家に言わせれば、これはこれで昭和の名建築なのだそうだ。
それで、その後復元されていく各地の天守の見本になっているそうな。。

と、外観写真をいつも通り撮っていたら、城の方から何やら音楽が流れ始めた。。嫌な予感。。
近くに行ってみると入り口は閉ざされ、本日は終了しましたの文字が。。。

ってゆーか、入場は16:30までだったらしい。
そして、現在は17:00。。ぜんぜんダメじゃん。。

ということで、いいことなしの一日でした。
でも、大阪城、嫌いじゃないです。

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 ■スパバレイ枚方南(3回目)
 住所 大阪府枚方市津田山手1-24-1
 電話 072-808-4126
 営業時間 10:00~翌1:00(受付は~24:00)
 定休日無休
 料金 390円(土日祝は390円)
 駐車場 180台
 露天 あり
 無料休憩所 なし
 ぬるめの浴槽 なし
 お勧め ★★★★☆

ここは3度目。
1回目は、奈良から京都へ向かう途中。
2回目は、京都から奈良へ向かう途中。
3回目は、大阪から京都へ向かう途中。

昨日の道の駅「大和路へぐり」と一緒で、場所がとてもいい位置にあるんだよね。
大阪枚方市の中でも、京都寄りの奈良寄り。
だからそれぞれの県を行き来するときに大体通り道になる。

ここは源泉掛流しではないんだけど、最近はあまり気にしなくなってきた。あまりにも塩素臭がするのは嫌だけど、ここはそれほどでもない。

最近マイブームのサウナは広くてテレビ付き。
露天には、私の好きな壺湯もあるし、決して視界はそんなに広くはないけど、高台に建っているので枚方の夜景を眺めることもできる。

さらに、温泉施設自体がまだできてそんなに経ってないから、とてもキレイで清潔的なのも好印象。

そして、何より何より、安い。
この設備で390円は他に類を見ない。

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今日は、名神高速の桂川PAで一泊。
ここも2度目。。

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本日の走行距離:108km 累計走行距離:11,848km

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2007年3月13日 (火)

和歌

とりあえず行き先と写真のみ掲載。

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■ラーメンまるやま 小松原店
 住所 和歌山県和歌山市小松原6-1-13
 電話 073-423-6071
 営業時間 11:00~翌3:00
 定休日 月曜(祝日の場合は翌日休)
 料金 中華そば550円/チャーシューメン800円
 駐車場 なし
 お勧め ★★★★☆

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Bティ曰く、最もオーソドックスな和歌山ラーメン。

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■和歌山城
 住所 和歌山県和歌山市一番丁3
 電話 073-422-8979
 期間 通年
 営業時間 9:00~16:30(12~2月は~16:00)
 料金 天守閣350円
 駐車場 60台(有料)
 お勧め ★★★★☆
 特記 日本三大連立式平山城

 
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昨日夜景で見た和歌山城へ。
今日は天気が良く(だんだん崩れていくんだけど)て空気も澄んでいたようで、天守からはかなり遠くまではっきりと景色が見えた。

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この城は、天守と小さい天守(櫓)が連立した作りになっていて、日本三大連立式平山城の一つに数えられる。(他は姫路城、松山城)

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天守内部の展示物も一通り見て敷地内をぐるっと一周散歩。

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■ヒダカヤ
 住所 和歌山県和歌山市神前166-1
 電話 073-474-0754
 営業時間 9:00~19:00
 定休日 年中無休(但し1月1日~1月4日は休み)
 駐車場 あり
 お勧め ★★★★★

友人Bティととても関わりのある、地元で展開するスーパー。

Bティ曰く、野菜のドンキホーテ。
その名の通り、店内には雑然と品物が並んでいたが、値段はどれも格段に安く、特に野菜に関しては私が今まで知ってる相場の半額近いものもあり、実際この辺の(少なくとも和歌山市内の)どのスーパーよりも安く提供しているらしい。

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■番所庭園
 住所 和歌山県和歌山市雑賀崎629
 電話 073-444-6533
 期間 通年
 営業時間 8:00~17:00(4~8月は9:00~18:00)
 料金 500円
 駐車場 27台
 お勧め ★★★★☆

雑賀崎の西端に位置し、もともとは黒船の見張り所だったらしいが、現在ではその名の通り日本庭園となっており、海側には女島、男島、双子島が見渡せる。

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上の写真の左が女島、右が男島。
見ての通り、この時点でかなり天気は崩れていた。

ちなみに、雑賀(さいか)の名前でぴんときた人がいるかもしれないが、ここ雑賀崎は、戦国時代に最強と言われた鉄砲衆である雑賀党の拠点である。

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■ポルトヨーロッパ
 住所 和歌山県和歌山市毛見1525和歌山マリーナシティ内
 電話 073-448-0011(和歌山マリーナシティインフォメーション)
 期間 通年
 営業時間 10:00~17:00(時期により延長あり)
 料金 入園1400円/パスポート3500円
 駐車場 3500円(有料)
 お勧め ?

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数年前に開催されたリゾート博?(万博みたいなの)の折に作られたアミューズメント施設の一つらしい。
が。
すっかり閑散としていて人もほとんど見当たらなかった。
が。
こういうやっちゃった感が否めないリゾート施設はおもしろいから結構好き。
外観だけ見て歩いて隣にある温泉へ。

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■スパ・リゾート黒潮温泉
 住所 和歌山県和歌山市毛見1525和歌山マリーナシティ内
 電話 073-448-1126
 営業時間 11:00~24:00(受付は23:00まで)
 定休日 不定休
 料金 800円(タオル付きは1000円)
 駐車場 3500台(2時間まで無料)
 露天 あり
 無料休憩所 あり
 ぬるめの浴槽 なし
 お勧め ★★★☆☆

ポルトヨーロッパに隣接する温泉。
悪くはないが今まで入ってきた温泉に比べると少し劣るか。。
天気も悪かったしね。

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■北京料理 百楽 和歌山店
 住所 和歌山県和歌山市友田町5-18
     和歌山ターミナルビル ジョワ専門店5F
 電話 073-402-7541
 営業時間 11:00~22:00(L.O.21:30)
 定休日 無休
 駐車場 近鉄百貨店の駐車場(レストラン利用で1:30無料)
 お勧め ★★★★☆

和歌山駅前の近鉄百貨店内にある中華料理店。
値段は少々高めかもしれないけど、どれもおいしかった♪
ごちそうさま。

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本日の走行距離:92km 累計走行距離:11,248km

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2007年3月12日 (月)

紀州

やはりとりあえず簡単に行き先など記載。

今日は、社会人の頃に同期だった友人Bティ(彼も昨年末に退社して、現在は地元和歌山で働いている)に会うため、和歌山へ向かう。
彼は、過去の記事でも一度登場している。

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■野半の里(のはんのさと) 蔵乃湯 老鶴館(おいづるかん)
 住所 和歌山県伊都郡かつらぎ町佐野702
 電話 0736-22-1005
 営業時間 10:00~22:00
 定休日 無休
 料金 800円
 駐車場 150台
 露天 あり
 無料休憩所 あり
 ぬるめの浴槽 なし
 特記 源泉かけ流し、加温
 お勧め ★★★★☆

           20070312_800_nohan_ss

ちょっと変わった温泉施設。
温泉だけでなく、敷地内にはいくつかの食事処、土産屋、休憩所などが併設している。

もともとは、大正時代に酒蔵だった建物をそのまま移築して利用している。
よって、温泉も建物自体は新しく清潔感はあるのだけど、全体的にレトロな雰囲気で覆われていて不思議な感覚が楽しめる。

源泉は深さによって4種類あるらしく、そのうちの一つは日本でも4番目の濃度の温泉らしい。
その一番濃度が濃い源泉だけだととてもじゃないけど人が入ることができないので、異なる泉質と濃度を持っている他の源泉のお湯とうまくブレンドして利用している。

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和歌山市でBティと合流し、焼肉屋へ行く。

■本格熟成牛 千SEN
 住所 和歌山県和歌山市狐島262-4
 電話 073-480-3366
 営業時間 月~金 16:30~23:00(L.O.22:30) 
        土日祝 15:30~23:00(L.O.22:30)
 定休日 無休
 駐車場 100台
 お勧め ★★★★★

値段の安い肉から高い高級な和牛まで一通り揃っている。
焼肉の味自体もさることながら、この店の驚くべきは、その部位の種類の細かさである。

私は牛の中でも、サガリ、またはハラミが好きなのだが、今までこの二つの肉は、味もほとんど同じなので、呼び方が違うだけで同じ部位の肉なのかと思っていた。

どの焼肉屋に行っても、サガリとハラミのどちらか一方しかメニューに載っていない、というのもそう判断していた根拠のひとつである。

が、この店にはサガリとハラミが両方載っていた。
そして、それぞれの部位の説明もされていた。

サガリもハラミも横隔膜の肉には違いないのだが、どうやら、サガリというのがハラミを下から支えている部分の肉のことを言うらしいようなことが書いてあった。(ような気がする。。多分。)

まぁ、種類が細かいだけの焼肉屋なら他にもあるのかもしれないけど、味も十分においしく、自分の家の近くにあればまた来たいと思わせてくれる、そんな店だった。

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行き先だけ書くつもりが、結局いろいろ書いてしまった。
帰りに、夜のライトアップされた和歌山城を見ていった。

           20070312_810_wakayamajo_e_filtered_s

ライトアップされた城と言えば、私がこれまで見た中では、小田原城、松本城、とどちらも甲乙つけ難いくらいきれいだった。

この和歌山城はどうかと言うと、山(丘)の上に建てられているので、堂々としているだけでなく、上方にポワっと浮かびあがる様は、どことなく気品さであふれていて、さらには、あらゆる方向から眺めることができるので、いろいろな見方ができ、そういう意味でも前述した二つの城にはない魅力を楽しむことができる城だと思った。

ひとつ余談にはなるが、ライトが他の二つの城に比べると少し強いため、少なくともコンパクトデジカメでは、長秒時の露出には耐えられないので、夜景撮影には不向きかもしれない。と思った。

ちなみに、これで21県目(1道1都2府17県目)突入である。

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本日の走行距離:99km 累計走行距離:11,156km

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2007年3月 4日 (日)

またまたとりあえず更新

とりあえーず行き先のみ。
北海道トマムのバイトで知り合ったSさんと合流し、名古屋観光。

明日は一日観光せずに過ごす予定。
ブログも少しは更新追いつくかなーぁ。

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■名古屋城
 住所 愛知県名古屋市中区本丸1-1
 電話 052-231-1700
 営業時間 9:00~16:30(天守入場は16:10まで)
 休園日 12月29日~31日、1月1日
 料金 500円
 駐車場 500台程度
 URL http://www.nagoyajo.naka.nagoya.jp/
 お勧め ★★★★★

日本三名城のひとつ。名古屋城。
とにかくスケールがこれまでの城とは段違い。

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■矢場とん
 住所 愛知県名古屋市中区大須3-6-18
 電話 052-252-8810
 営業時間 11:00~21:00
 定休日 月曜(祝日の場合は翌日休)
 料金 わらじとんかつ定食 1575円
 駐車場 数台(または近辺有料駐車場利用)
 お勧め ★★★★☆

みそかつで最も有名な店。
おいしい♪んだけど、わらじとんかつはちょっと多過ぎでした。。

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■熱田神宮
 住所 愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1
 電話 :052-671-4151
 料金 参拝自由
 駐車場 数百台
 URL http://www.atsutajingu.or.jp/
 お勧め ★★★★☆

Sさん曰く、癒しの空間。緑豊かな神社です。
おみくじは吉。なかなか大吉出ないな。。

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■名古屋港イタリア村
 住所 愛知県名古屋市港区港町1-15
 電話 052-655-1800(月~金 10:00~18:00 祝日除く)
 営業時間 ショッピング街 10:30~19:30
      レストラン街 11:00~21:30
      (店舗によって営業時間が異なる)
 料金 入場無料
 駐車場 1000台(100円/30分)
 URL http://www.italiamura.com/pp.html
 お勧め ★★★★☆

イタリア村というよりヴェネチア村という感じ。
ディズニーシーの中にある、ヴェネチアの街並みを再現した場所(?)みたいな。

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■あさひの湯
 住所 三重県三重郡朝日町小向181
 電話 059-377-5111
 営業時間 10:00~翌1:00(土日祝は9:00~)
 定休日 無休
 料金 600円
 駐車場 350台
 露天 あり
 無料休憩所 あり
 ぬるめの浴槽 なし
 特記 一部源泉かけ流し
 お勧め ★★★☆☆

遅くまでやってる温泉施設。
ゲーセンやボーリング場が併設してます。

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本日、三重県、17県目(1道1都15県目)突入。

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本日の走行距離:126km 累計走行距離:10,326km

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2007年3月 3日 (土)

天下布武

今日は2つの城を巡る。
この辺は城が密集している。

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一つ目は国宝、犬山城。

■犬山城
 住所 愛知県犬山市犬山北古券65-2
 電話 0568-61-1711
 期間 通年
 営業時間 9:00~16:30
 定休日 年末
 料金 500円
 駐車場 150台(200円)
 お勧め ★★★★★
 特記 国宝

           20070303_593_inuyama_filtered_s

先日松本城に行ったときの記事にも書いたが、日本で国宝に指定されている天守は4つ。そのうちの2つ目だ。

歴史的にはそんなに興味をそそる城ではないが、国宝に指定されるだけあり、現存する天守の中では最も古い(戦国時代)城の一つだ(最も古いのは福井にある丸岡城)。

外観は3層5階なので、姫路城や松本城などと比べれば、迫力としては当然見劣りするけれど、とてもバランスがよく、装飾として唐破風(二層目の曲線を描いた屋根のこと)を使用していたり、古風な望楼式(※)の造りのため、個性的な形状をしていて(右前面に櫓が出ているあたりとか)、個人的にはとても気に入った。

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【望楼式と層塔式】

ここで、ひとつ城の造りに関する知識だが、この犬山城のような望楼式に対して、名古屋城や弘前城のように上層部にいくにつれて、層が均一に小さくなっていく造りを、層塔式と言う。

よって、一般的に、望楼式は多少個性的な造りで、層塔式は均整のとれた形になっている。

時代的には望楼式の方が古く、その名からわかるように、天守の上部に、遠くを見渡すための望楼(櫓と言ってもいい)が乗っかっていて、より実践的な造りであると言える。望楼式に黒い天守が多いのはそのためらしい。

それに比べて層塔式は、豪華絢爛なイメージがあり、実践向きというよりは、その時代の権威の象徴としての役割を持った造りであると言える。

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内部はこの通り。

        20070303_613660_mix

当然階段も床も天井も木でできている。

松本城は、内部に光が差し込む窓のようなものがほとんどなくて(あったけど広さに比べて少なかった)、天井も低いし、柱がやたらと建ってたりしている層があって、あまり生活をするという雰囲気ではなかった(それがおもしろかったんだけど)。

一方、この犬山城は、各層が十分に明かりが差し込んでいて、天井も高く、畳敷きの部屋があるなど、実際に生活ができそうな雰囲気の構造だった。

時代的には作られた年代は近いはずだけど、こうも造りが違うとはねー。それぞれの城が作られた歴史的背景とかもっと知ったらその違いの答えも出て来るんだろうけど、とりあえず今んとこ不明ですな。。(誰か教えて。。)

さて。
最上階の回廊からの眺めはこんなん。

           20070303_647_inuyama_filtered_s

隣に流れるのは木曽川。雄大だねー。

犬山城は別名「白帝城」と呼ばれるんだけど、それは、この木曽川の畔の小高い山の上に建てられたことに由来する。
白帝城というのは、三国志で劉備が没した城の名前なんだけど、その白帝城が長江という大きな川の畔に建てられた城だったんだね。

ということで、このあと城下を散歩したときに撮った写真を一枚載せておこう。ちょうど、上の写真の反対側(川岸)から撮った写真。

           20070303_698_inuyama_filtered_s

それと、この城の回廊、とても眺めがいいのはいいんだけど、柵が思いのほか低い!んだよね。。

           20070303_672_ss

写真だとわかりづらいかな、腰よりも低い位置なんだよ。
だからさ、結構怖いよ、これ。
親子連れできてた人もいたけど、幼稚園くらいの子供が「怖いよー怖いよー」ってずっと言ってたもん。お父さんは笑ってたけど。。

でも近現代で復元された城だったら安全面から、柵はちゃんとした高いものが備え付けられてるだろうから、こういうところも犬山城の楽しみのひとつではあります。

私はカメラの三脚を片手に回廊をウロウロしてたら係員の人に三脚はしまって下さいって怒られた。。
人に当たったり下に落としたりしたらキケンだし、建物にぶつかって傷をつけたりと、いろいろとマイナスな要素があるからだね。

ということで、この後は、上述したように城下を散歩して、文化資料館(城の入場券と共通)を見学したりして、犬山を後にした。

ちなみに、犬山は愛知県(木曽川を渡ると愛知県)なので、なにげに16県目(1道1都14県目)突入。でもすぐまた川を渡って岐阜に戻る。

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次に向かったのが、今日二つ目の城、岐阜城。

でもその前に岐阜城が建つ金華山(稲葉山)に絶好のビューポイントがある(夜景百選にも選ばれている)ということで、先にそちらに行ってみる(まだ昼だけど)。

■金華山ドライブウェイ
 住所 岐阜県岐阜市上加納山
 電話 058-263-7291 (岐阜観光コンベンション協会)
 営業時間 7:00~22:30まで通行可
 料金 無料
 駐車場 展望台に37台
 お勧め ★★★★★
 特記 夜景百選

山の中をひたすら走りぬける無料のドライブウェイがある。
函館山や藻岩山や日本平などの山道を登ったことがある人ならば、それと大体同じイメージだと言っても間違いない。

そしてそのドライブウェイの途中に駐車場付きの展望台があるのでそこに寄ってみた。

           20070303_714_ss

眼下に見えるのが岐阜市街地である。
なるほど。
今は天気が悪いから景色も正直イマイチだけど(実際、土曜なのに人がほとんどいない)、夜になればキレイに夜景ば見れそうだ。
あとでまた来よう。

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でわでわ。岐阜城に向かいます。
岐阜城は犬山城と同じように山の頂上に建っている。
だが、犬山城と違ってかなり高い山の頂上だ。
というわけで、山頂へはロープウェイを使う。車道は通じていない。

■岐阜城
 住所 岐阜県岐阜市金華山天守閣18
 電話 058-262-6784(金華山ロープウェイ)
 営業時間(ロープウェイ) 9:00~17:00(時期により変動)
 営業時間(岐阜城) 9:30~16:30(時期により変動
 料金(ロープウェイ) 1050円
 料金(岐阜城) 200円
 駐車場 あり(1時間以上300円)
 URL(ロープウェイ) 
http://www.kinkazan.co.jp/
 お勧め ★★★★☆

           20070303_751_gifu_filtered_s
 
この金華山は当時稲葉山と呼ばれていたので、この岐阜城も築城時は稲葉山城と呼ばれていた。
その城の名を岐阜城と改めたのが、かの織田信長である。

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【織田信長と岐阜城】
(掲載は。後日。。。かぁ。)

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天守は典型的(だと思う)な望楼式。
内装は新しいのでキレイなコンクリート製。
特に写真を載せる必要もないでしょう。

眺めは、流石に標高328mの金華山頂に建てられているだけあり、かなり遠くまで見渡せる絶景。

           20070303_763_gifu_filtered_s

この城の望楼の回廊には背の高さ以上の鉄柵が付いているので、犬山城のように怖くはない。

           20070303_770_kinkazan_filtered_ss

これは岐阜市街地方面。つまりさっきの展望台方面。
その向こうを流れている大きな川が長良川。

この岐阜城、ロープウェイで山頂に登ってからも、さらに歩いて登らないとならないので結構大変でした。
全くこんな高いとこに建てて。。当時も水の確保とか、井戸みたいなところ(でも湧き水は出ない)に雨水を溜めたりして、水の確保はやっぱり苦労したみたいです。

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その後、さっき行った金華山ドライブウェイの途中にある展望台に夜景を見に行く。
まだ少し明るかったけど、コンビニで弁当を買って展望台の駐車場でそれを食べながら日が暮れるのを待つ。

だんだん暗くなっていくに連れて、だんだんと駐車場に入ってくる車も増えてきた。みんな夜景目当てなのだろう。

薄暗くなってきてそろそろかなーと思い、私も車を降りて展望台に行ってみると。。

カップルしかいない。
おそらく20人近く人がいて年齢層はバラバラだけど、全員、というか、全組がカップルだ。。そうきたかー。。。

展望台ってそんなに広くないから落ち着いて写真撮れそうなスペースもイマイチ見つからずに結局退散。。

でもまぁ、もちろんそんなことで夜景見れたい&撮れないなんて納得いかないからね。
実は別の展望台がもう少し登ったところにあることもチェック済みなのでそちらに行ってみることに。

そしたら。。人いない!一人もいない!わーいラッキー♪
ってことで恒例の夜景独り占め。
私的にはこっちの展望台の方が絶対キレイだと思うんだけど、ここの展望台めちゃくちゃ狭いんだよね。
丸くなってるんだけど多分直径5mかそこらしかないスペースなんだよね(真ん中はベンチになってる)。

それに電灯全くなし。真っ暗。超怖っ!
風よける壁もない(鉄柵だけ)から寒いし。
夜景撮影する私にとっては絶好の場所なんだけど、ちょっと治安悪そうだし、暗くて怖いから、カップルには敬遠されるのかもね。

ってことで、前置き長かったけど、その夜景がこんな感じ。

           20070303_798_kingazan_filtered_m

左の塔は、たぶんどっかのテレビ局のアンテナだろうね。わからないけど。
それで、最初に行った展望台がこの写真の右下のあたりに見える山の上にある。つまり右下方面が岐阜市街地。

あと、夜景は、この写真のもう少し右側にも広がっていて、さらにテレビ塔の左側にも同じくらいかそれ以上の広さの夜景が見渡せる。
もう少し暗くなってからの夜景がこれ。

        20070303_813814817818_kinkazan_pano_filt

無理矢理4枚の写真を合成してある。なんでもかんでも合成すればいいってもんじゃないね。。

ちなみに、ホントの夜景はもっと光が白いです。
私が個人的に赤い雰囲気の夜景が(札幌の夜景みたく)温かみがあって好きだから、ホワイトバランスを曇りに設定して意図的に赤っぽくしてあります。

でももうちょっと明るくした方が良かったな。
まぁ私自信も実は少し怖かったから、納得いくカットが撮れる前に退散したんだよね。。
それでも30~40分くらいは撮ってたんだけどね。

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温泉は、岐阜市と今夜の宿の道の駅の間近辺で探す。

■おおの温泉
 住所 岐阜県揖斐(いび)郡大野町相羽(あいば)
 電話 0585-32-2727
 営業時間 10:30~21:00
 定休日 金曜(祝日の場合は前日)
 料金 500円
 駐車場 150台
 露天 あり
 無料休憩所 あり
 ぬるめの浴槽 なし
 お勧め ★★★★☆

岐阜市から小一時間離れた田舎の中にポツンとある温泉施設。
源泉掛流しではないけど、結構広いし、露天のライトアップも雰囲気よく落ち着くいい温泉です。
無料休憩所も広くて○。

この日の宿は、愛知県境近くにある道の駅「クレール平田」。

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本日の走行距離:117km 累計走行距離:10,200km

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2007年2月28日 (水)

赤報隊と左之助と安慈

今日は、まずは下諏訪、そして松本城へ。
が。案の定寝坊だ。。やはり無理があったか。
行動開始したのは昼過ぎ。

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昨晩の宿は「小坂田公園」という名の道の駅。塩尻峠の途中にある。
塩尻峠。。塩尻峠の戦いで有名。かどうかは定かでない。

ここから下諏訪までは20~30分。
とりあえず、ここらで一番の大きな観光スポットであり駐車場もある諏訪大社に寄る。

■諏訪大社下社秋宮
 住所 諏訪市下諏訪町5828
 電話 0266-27-8035
 期間 通年
 営業時間 参拝自由
 料金 無料
 駐車場 数十台
 お勧め ★★★☆☆

 
           20070228_950_ss

全国にある諏訪神社の本社。
名前見てわかるように上社と下社があり、それぞれに春宮と秋宮がある。
ここは、最も参拝客が多いという下社の秋宮。以前、一度訪れたことはある。

ここで第二部最初のお参り&いつも通りおみくじ。
ここも鶴岡八幡宮と同様に箱を振って番号の棒が出てくるおみくじ。

今回は。
吉。
まずまずですな。
「旅行」も「行き先に利得あり」だし。オッケー。

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ではでは安全祈願も済んだところで。

■魁塚(相楽塚)
 住所 諏訪市下諏訪町(詳細は別途地図を参照)
 期間 通年
 営業時間 参拝自由
 料金 無料
 駐車場 なし
 お勧め ★★★★☆

下諏訪は赤報隊終焉の地である。
今回諏訪を訪れたのはここに来るためだ。

日本史にあまり詳しくなくても、「るろうに剣心」が好きな人であれば、赤報隊の名前くらいはきっと聞いたことがあるだろう。そして、相楽の姓も。

【戊辰戦争と赤報隊】
(後日記載。。。予定。。)

ここには、赤報隊隊士の慰霊碑がある。
それだけと言えばそれだけではあるが。。

今回は、日本史の舞台、というよりも、好きなマンガの舞台、というイメージの方がどうしても強い。
赤報隊のエピソードも「るろうに剣心」で初めて知った話だったので。

このマンガの作者自身も、赤報隊は一般的にはマイナーな話題であることは自覚していたようだが、同時に、この話なくして幕末維新は語れないとも思っていたようだ。
それ故に、作中でも鮮烈なイメージで描かれているので、その影響で私も赤報隊には多少他より強い思い入れがあるというわけである。

余談だが、相楽左之助が悠久山安慈に出会い、破壊の極意「二重の極み」を会得した場所も、ここ下諏訪である。(うわーこれホント余談だー。。)

尚、下諏訪の街はしばらく散歩してみたが、至るところに「由布姫ゆかりの里」と書かれた旗が目に付いた。
現在NHKで放映中の「風林火山」でヒロイン(?)の由布姫(湖衣姫と言った方が馴染みがあるかもしれない)は、ここ諏訪出身なのである(だから、諏訪御料人とも呼ばれる)。

私は、甲斐(山梨)出身であり、プロフィール写真にも信玄を使っているくらいだから、武田信玄にも興味があるのだが、それを目的に長野を回っていてはキリがないので、今回は信玄は忘れることにする。以前、古戦場や城跡巡りはしたことあるしね。

最後にもうひとつ。。
この魁塚はネット上にもちゃんとした住所などの情報がなかなか見つからなかったので、駅前に貼ってあった地図をここに載せておく。諏訪大社から歩いて5~10分くらいだ。

           20070228_973_ss

この地図も、風林火山放映にあたって作られたものみたいだけど。。

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さて。次は松本城だ。

■松本城
 住所 長野県松本市丸の内4-1
 電話 0263-32-2902
 営業時間(天守) 8:30~17:00(入場は16:30まで)
 料金 天守観覧:600円
 駐車場 近隣の有料駐車場を利用
 お勧め ★★★★★

           20070228_002_matsumotojo_filtered_s
 
国宝。
現存する最古の五重天守である。
国宝に指定されている天守は、姫路城(兵庫)、彦根城(滋賀)、犬山城(愛知)、そしてこの松本城(長野)である。
意外と少ない。
廃城令や戦災により焼失してしまい、現代になってから復元された天守が少なくないのだ。

ここを訪れたのは4~5回目だが、実はこれまで中に入ったことがなかった。
今まで来たのは、時間帯が夜の場合ばかりだったから、天守の観覧時間はいつも終わっていたのである。

天守の入場は16:30までなのだが、今日、松本に着いたのは16:00。寝坊のせいだ。

それで、外観の写真もそこそこに、とりあえず中に入ることに。

敷地内でまた外観を写真に撮っていたら、城の方から係員の呼ぶ声が。
時間がもうあまりないから早く入って欲しいとのこと。むうぅ。。しょうがないか。

スリッパに履き替え(これがもう現代に復元した城とは違うところ)、中に入るとこんな感じ。

           20070228_030_s

来たー。これこれ!この感じ!この雰囲気!
床は木板で、階段も柱も木製!そしてこの薄暗さ最高!
超わくわくする♪
多分、周りに誰もいないのをいいことに、うわーとかすげーとか独り言を言ってたんじゃないかと思う。

木製の階段(かなり急。はしごに近い)をギシギシ言わせながら上に上っていく。
一番上の第6層まで登れるんだけど、どの階層もかなり暗い。
第2層あたりなんか、矢狭間とか鉄砲狭間の穴が周りに開いてるだけで窓も何もないから暗い暗い。
小さな電球で少し照らしてあるけど、申し訳程度だね。
でもそれがまたいい。当時の雰囲気(がどうだったかよく知らないけど)がよく出てるって感じ。

展示物はもうほとんど横目で流し見する程度。
長篠の戦の絵とかがあった気がする。こことあんま関係ないと思うんだけど。。

時間がない。急ぐ急ぐ。
30分以内に上って下りて門から出ないとならないんだから。
時間がないから写真もダイジェストで。(って、いやそれは違うでしょ。。)

        20070228_039077_mix

暗くて小さくて何が写ってんだかよくわからないねー。
決して、画像補正の手間が面倒だったわけではない。
現場の雰囲気重視で敢えて補正しなかったのである。。多分。

これは第6層に上る階段。

               20070228_050_matsumotojo_filtered_ss

狭!急!暗!
この写真は少し明るく補正してある。。

最上階。

           20070228_053_s

景色もゆっくり見る間もなく下りていく。
とにかく時間がない。

私が下りていくと、後ろから従業員のおっちゃんたち4人くらいがぞろぞろ着いてきて、どんどん私が見終わった場所の窓を閉めたり電気消したりして押し寄せて来る。
写真もおちおち撮っていられない。。
相当テンション上がって楽しかったけどゆっくり見れなかったのだけは残念。。
でもここなら実家から近いし。そのうちまた来よーっと。

外に出てしばらくするともうかなり暗くなってきた。
写真を撮る。

           20070228_182_filtered_m

かなり撮ったけど、もっと暗くなった城(確かライトアップされるはず)も撮りたくなったので、とりあえず有料駐車場から車を出して、近くのコンビニに停めて暗くなるまで時間をつぶす。

再度公園に行くと、月もいい感じに上ってきてる。

               20070228_213_catsleandmoon_filtered_s

満月ではないけどキレイ。

もう一枚夜景を。

           20070228_226_filtered_m

いいねー。松本城。

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それでは。と岐阜方面へ。西へ向かう。
岐阜に入ってすぐのところに、平湯温泉というのがあるので寄っていく。

■ひらゆの森(平湯温泉)
 住所 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯763-1
 電話 0578-89-3338
 営業時間 10:00~21:00(受付は20:30まで)
 定休日 無休
 料金 500円
 駐車場 100台
 露天 あり
 無料休憩所 あり
 ぬるめの浴槽 あり
 特記 源泉かけ流し
 URL 
http://www.hirayunomori.co.jp/
 お勧め ★★★★★

出た。★5つ。ここは相当レベル高い!
ここはいい!かなりいい!
広いし、景色もいいし、きれいだし、人少ないし(^^;。

露天の敷地自体がかなり広くて、林の中を散策してるみたいな感じ。
その道の脇にはたくさんの露天の浴槽が並んでる。
浴槽自体も広いからぬるい場所もあれば熱目の場所もある。
お湯は乳白色に近い濁った白で、独特の甘いような匂いがする。

しかも500円っ!ありえない!これで500円はありえない!
でも、店員が言うには、休日には相当混むらしいから、同じ値段とられるなら断然平日だよねー。って普通の人はそれが無理なんだろうけど。

今まで私の中での温泉ランキング1位は、北海道七飯にある流山温泉ってとこだったけど、ここも同じくらい気に入った。
すばらしい。また来たい!けど、なかなか来れないだろうな。。さすがにここは。

さて。岐阜県。。
早くも、15県目(1道1都13県)突入だ。

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本日の走行距離:137km 累計走行距離:9,596km

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2007年2月18日 (日)

とりあえず写真だけ

■久能山 東照宮

           20070218_809_kunouzan_s

           20070218_818_kunouzan_s

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           20070218_848_s

■駿河城跡

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■日本平

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■風風ラーメン

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